二次創作の部屋

最近だべってりゅ

片翼の天使 25

…それから幾らの時間がたったのだろうか。…来ない。帰ってこない。いくら何でも遅くはないだろうか?あれからもう20分ほど時間が経過した。この部屋から食堂まで往復するまで4分ないし5分とかからない筈だ。気になった巴御前は、四人に対してマスターを探し…

片翼の天使 24

そして、残りの三人【ワルキューレ三姉妹】について簡潔に説明しておこう。ワルキューレとは、北欧神話に登場する女性たちである。北欧神話によれば、神々の最終戦争である【ラグナロク】にて、勇敢な戦士を【ヴァルハラ】と呼ばれる天国ところへ連れていく…

片翼の天使 23

そのような大事となっているようであるこの世界の地球ではあるが、今日は比較的平和であった。今の所、次の異聞帯攻略までまだ時間があるため、今は僅かな平穏をゆっくりしているのだった。そして、そんな中、巴御前はカルデア内のレクリエーション施設でゲ…

片翼の天使 22

巴御前【あのヘラクレス殿をもう既に五回も斃しているというのですか!いや、そうでしょう。あの時でさえ、我々が束になっても敵わなかったのですから。】 ここで彼女の回想に入る。あれはいつも通り平和な、というとおかしな話なのだが、その日は珍しく平和…

片翼の天使 21

山本「まさか、共通の敵がお前とはな。驚きだ。」 セフィロス「そうだろうな。だが、私からすればこれは必然だ。…そうだ、お前と語る前に、少し用があったのだが、少し襲われてしまってな。」 人類の歴史上屈指の英雄であるヘラクレス相手に、少し暴漢に襲わ…

片翼の天使 20

その声を聞いたことがあるのはどうも山本次官だけではないようだ。サーヴァント二人もその声に聞き覚えがある。その冷徹さを感じさせる声、間違いない、あの男だ。 その声を聞いたのはほんの二日前のことであった。突如、カルデアはそれによって地獄の淵に立…

片翼の天使 19

単純にそれだけではない。なんとなく予想はついてはいたが、そもそもカルデアはもう既に存在していないという情報だ。 山本「え、ちょっと待ってください?そもそも、もうカルデアは存在しないということなのですか!」 山本は、驚きの声を隠せない。が、そ…

片翼の天使 18

モリアーティ「なんと。私も驚いた。ここはわれらがマスターの部屋ではないか!…とはいっても、あくまで模倣したものなのだろうが。…この空間作り出した奴は本当に嫌らしい趣味してるよ。」 確かに嫌らしい。敵は中々捻くれた性格をしているといってもいいだ…

片翼の天使 17

さて、タイトルが片翼の天使なのに、なかなかその場面までたどり着かなったがやっとそこまでの入り口が開いたようである。この問題が解き終わった瞬間、どこからか扉が開いた音が聞こえた。 山本「ふぅ、どうやら、今のが最後の問題だったというわけかな?明…

片翼の天使 16

a3-b3=65を因数分解してみると、(a-b)(a²+ab+b²)=65である。この公式は高校生にならないと教わらない数学の公式である。まず、掛け算をして65になる可能性がある掛け算はは以下の通り。 5×13 13×5 -5×-13 -13×-5 1×65 65×1 -1×-65 -65×-1 の8通りだ。この…

片翼の天使 15

山本「いや、これ冷静に考えたら3位のカンチェンジュンガいるか?結局エベレストとゴドウィンウォーチンいらないな。ちなみに答えは76190128!!」 これも正解だった。そして、一応彼らは知らないが、次が最後の問題となる。 モリアーティ「やれや…

片翼の天使 14

と、感心しているクラウド達。一方、山本たちは一切そういったわけにはいかなかった。あれからすぐに行動をした所、あんまり先に進んでいない状況になってしまった。原因はこれである。 第三問「log327を求めよ」 山本「ええと、答えは27は3の2乗なので、…

片翼の天使 13

六道仙人「どうやら、時間が来てしまったらしい。わけあってなのだが、どうもこの世界では霊体になっておかぬとすぐこうなってしまうようなのだ。すまぬな。今からは儂の声しか其方たちには届かぬであろうが、セフィロスのもとへ移動しようと思う。」 六道仙…

片翼の天使 12

忠勝「うーむ、色々なことが起きる街でござるな。…しかし、この本多平八、未だ疲れを知らぬ。クラウド殿が手を貸してほしいと仰せならば、ついていくのみにござる。」 張遼「私もまだこの武勇、すべてを出し切ってはおりませぬ。クラウド殿、私も手をかす所…

片翼の天使 11

忠勝「仙人、でござるか。まさか、仙人まで現れる事態になるとは驚きにござる。時空省でもそのような者は居られぬゆえ。」 六道仙人「まぁそうであろうな。それに付け加えると、儂はこの世界の住人ではない。要は、其方たちとはある意味同胞であろうな。さて…

片翼の天使 10

ベン「そのためには、出来るだけ早く我々が用意した場所へ移動させねばなるまい。幸い、邪魔するものはいなくなった。さて、儂は早速彼に伝えるつもりじゃ。」 六道仙人「儂も彼らを早くあの森へ導かねばな。さて、では互いに無事を祈るとしよう。」 そうし…

片翼の天使 9

ベン「さてさて厄介なことになった。…さて、そちらにおられているのはもうわかっているのですよ?」 六道仙人「どうやら、気づかれてしまったわけですな。それも仕方がないでしょう、まさかの■■■■相手なら、姿を隠していても、この通りばれてしまうでしょう…

片翼の天使 8

と、彼女が物憂げに話しかけようとした時、どうやら彼女でも予想だにしていないことが起こる。どうやら冬木側、すなわちから突如凄まじい轟音が響き渡ったのである。 ジェノバ「なに?せっかく話しかけようと思ったら何かすごい音がしたわね。」 山本「どう…

片翼の天使 7

が、得られる情報は衝撃的なものとはこの時は知る由もない。彼女の口から語られるのは、それほどのものとなった。その前に、彼女は、因縁の敵であるクラウドに何か言いたいことがあるようで、久しぶりに話す友人のように語りかける。 ジェノバ「久しぶりにな…

片翼の天使 6

ジェノバ・アバター「あら、分身であるこの体からでも私本体の記憶を読み取れるなんて、やはりあなた大したものね。そう、あなたにはもう正体がばれてるから名乗らせてもらおうかしら。表向きは、25世紀の女科学者【ゼーナ・アレンティーノ】。その正体は那…

片翼の天使 5

そう困惑している皆々をよそに、その怪物は言の葉を開く。一応、口らしい物は存在しないのであえてこういう表現をする。それが言うにはこうだ。 ?「…とまぁ貴方をイラつかせてしまったみたいだけど、今はそう戦闘態勢取られても困るのよ。…この体はあくまで…

片翼の天使 4

電話越しからも聞こえる謎の声。どうやら、電話越しの向こうでは何か大変なことが起こっているということがクラウドからでもよく分かった。 ビリー「何だ?急に僕の声が聞こえたと思ったら今度は変な声が。」 アルカード「これはただことではないな。…あちら…

片翼の天使 3

巴御前「何!今どこから投擲を?」 モリアーティー「私もまったく気が付かなかった!一体何者か姿を現したらどうかネ?」 二人の声に反応してか、相手はその言葉を聞いて姿を現した。 ?「おや?流石かの【時空の覇者】【異界の猛者】の異名をとる山本次官。…

片翼の天使 2

山本「ん?君から電話をかけたわけではないのか?」 クラウド「いや、そういうわけではないらしい。ついさっきまで違う人に貸してた上に、彼はスマホのない時代の出身だ。ビリー・ザ・キッドという人なんだが、知り合いか?」 山本「ビリー?ああ、時空省に…

片翼の天使 1

その相手とは、阿僧祇の闇と呼ばれる異空間に迷い込んだ山本時空省次官その人である。山本次官自体も、電話相手がかつて出会ったことがあるクラウドだと分かり、思わず声が上ずってしまう。 山本「クラウドか!いや、まさか電話の相手が君だとは。正直驚いた…

世に仇し者 セフィロス 11

さて、先ほどのセフィロスの分身に幻を見せられていた一行は、気づいていたら山のふもとまで一気に下りていた。 クラウド「…そういえば、何故か山を下りていたな。喫茶店兼お土産屋さんの店主も無事に一緒に登山してる。…気絶したままだけど。」 忠勝「いや…

世に仇し者 セフィロス 10

元の世界軸。セフィロスは何やら意味深なことを口に出した。いったい何を指示しているのか、今の時点では何も言えない。ただ、今の彼は己の分身が大量に映し出されたモニターをじっと眺めるだけだ。それも、一つではない。あらゆる世界に作り出し、宣戦布告…

世に仇し者 セフィロス 9

クラウドは、特に何も起こらないことを確認したのち、その場から離れる。と、同時に、炎が一斉に静まり返った。と、いうよりは、あったはずの炎が消滅したといったところが正しい。 クラウド「やはり、幻覚を見せられていたか。」 張遼「幻覚…ということは今…

世に仇し者 セフィロス 8

彼女の言葉に、セフィロスは返答するつもりはないらしい。それどころか、機嫌を損ねたようで、そのまま後ろを振り返り、どこかへ行ってしまうようだ。 アルク「って、ええ!どっか行っちゃうわけ!ここまで用意周到にやっといてそれは。」 と、彼女が言い終…

世に仇し者 セフィロス 7

クラウド「何!?どういうことだセフィロス!」 セフィロス「ふっ、それはだな…」 セフィロスは、何かをクラウドに伝えようとしたが、何かがどこからともなくセフィロス目掛けて飛んできたのだ。それは、彼らを分断していた炎の壁を破り、クラウドを救出しよ…