吉良吉影は、平穏に暮らしたい 10

マダラは、懐から取り出した資料を見せる。それを見た吉良は、急に手の平を返したように笑顔になる。

 吉良「…ほう、成程。これなら悪くない条件だ。…しかしだ、私の意にそぐわないようなことがあれば…」

 マダラ「まぁ、お前の能力は【デイダラ】にちかいものだったな。いや、使い勝手はお前のほうが上だったな。ともかく、まだ俺も死にたくはない。くれぐれもお前の扱いは大事にするよ。」

一体、マダラは何を彼に見せたのか?それが分る時には、この世界線で動きだす事件の始まりは。