閑話休題 1
辻谷「おっと、ここで一旦話を区切っちゃうの?」
ダ・ヴィンチ「ええ、そうだよん。今から話す内容はとっても大事だからね。それに、その【三人組】はもう間もなくここにやってくるはずなんだけどねぇ。どこで道草くっているのやら。」
?「道草を食っていてすまなかったな。少々、手違いがあったもので、時間がかかってしまってね。」
??「全く、大変だったものでした。もう少しで違うところに飛ばされるところでしたよ。」
???「しかし、どうなっているのかね山本次官。君の部下とか言うミス・ウワジマの不手際に相当困らせられたのだが…。」
どうやら、噂をしたところ、その三人組【聖職者同盟】、【言峰】【ゲーニッツ】【プッチ】神父がここカルデアに現れた。
山本「申し訳ありません。結構お怒りであられるようでして…。相当失礼なことをしてしまったのではないかと心中お察しします。」
一体どんなことをしでかしたのか、周りは気になっているようだ。
幸村「一体何があったのでしょうね兄上。あちらのバテレンの方々、相当苦労した表情をしていますが。」
信行「察してやろう、幸村。上に立つものというのは苦労が絶えないのだ。」
このほかにも、上に立った経験があるもの多くいるカルデアでは、この話を聞いて身に染みる思いをしている人が大勢いた。
言峰「それはそうと、今度はいきなり我々が話の中心になるわけだが、我々のことについてはまったく知らされてないと見える。」
ガッツ「ああ、聞かされてねぇな。おたくら、一体何もんだ?」
それもそうである。彼らの存在は、山本たち冬木組しか知らないのである。
犬夜叉「ああ、この南蛮人、一応世話になったやつらだ。一応、戦力になるぜ。向こうの坊さんはみんな鍛え方が違うんだな~と思わせられたぜ。」