二次創作の部屋

最近だべってりゅ

妖怪退治 中 7

 将軍「すでに決めてある。余が挑みたいのはこの者よ。」

将軍は、水晶玉に映し出された者たちを見つめる。次第に、その眼には、ただ一人のみしか目に映らなくなった。

さて、山本たちが最初に冬木の大橋に到着したようだ。この都市の東西をつなぐ唯一の赤い鉄橋は、あたかも彼らを待ち構えていたような形で現れた。無論、この橋は少なくとも10年以上前からかかっていたので、彼らを長い間待ち構えるといったことは当然ない話である。それに、あくまでもこの橋は市民生活に欠かせない橋ぐらいのものだ。

 山本「いつ見ても立派な橋だ。中々フォルムもいいし、この町の観光名所にもなるというのも合点がいくなぁ。

 ランサー「ああ、俺の時代じゃこんなもんなかったしな。聞いた話だと、昔行われた聖杯戦争でもびくともしなかったっつう話らしい。」さりげなくすごいことを言うランサー。サーヴァントの攻撃に耐えられるということを言ったようなものだ。この橋を建設した建築業者は誇っていいと思うと思った山本とビリーだった。

 ビリー「ヘぇ~。それなら安心して渡れるってわけだ。特に、何の変哲もなさそうだし、このままわたって目的の場所へいこう。」

 山本「それがいい。あの【ワイアット・アープ】を名乗るサーヴァントもいないようだし、渡るなら今のうちだ。本当に、何もいなければいいけどね。」

 ランサー「まぁその心配はねぇだろ。特に、サーヴァントの気配がするわけでもねぇしな。んじゃ、渡ろうかねぇ。もしかしたら、知り合いに会えるかもしれねぇしな。」

三人はそのまま何も警戒することなく、そのまま橋を渡り始めた。三人は、橋の上から見える景色を見つめながら、町の様子を眺めていた。