妖怪退治 佳境 6
山本「松永!!お前がマスターとは一体どういうことなんだ。それに、お前も含めてこの冬木で何をしようとしているんだ!」
松永「その問いに関する答えは今のところは伏せておくとしよう。それより、今は君たちのことを心配したまえ。これから起こることに、歯を食いしばって耐えなければ、君たちには死が待ち受けているであろう。では、妖猫の魔女よ、そして、不死を超えし樹の魔術師どの、あの者らに、希望を貰い、絶望をおくってもらえるかな。」
松永の言葉に合わせ、二人は、泥田坊に何やらエネルギーを送り始める。一体、何が始まろうとしているのだろうか。
この三人組が危機的状況に陥っている中、山本たちと同じ場所に向かっている他のチームはどうしているのだろうか?
まず、二人だけのチームである郭嘉チームは、一番人数の多い犬夜叉や鬼太郎のいるチームの後を追いかけるような形を取っていた。しかし、どうやらもう一人の冴羽は相当不満な表情であった。
冴羽「ようよう、郭嘉の旦那、本当に後つけてるだけでいいのか?あいつら追っかければあの次官の兄ちゃんにあえるって聞いたからこうしてついていっているんだぜ俺は。」
郭嘉「ははは、その心配はいらないと言っておくよ。もうすぐしたら、恐らく何か大きなことが起こる筈だ。それがきっかけで、もしかすると、我々もなにか得られることがあるかもしれないからね。」
なにそれ物騒な話。基本的に、自分はきれいなねぇちゃんからじゃないと依頼受けないんだけどなぁ~。などと内心思いながらもなんとなく渋々この男についていくことにしている。そうすれば、女性が向こうから寄ってくるからだ。そうして、自然に仕事が舞いこんでくれればいいなぁとか思っていると、彼らの目の前で、不思議なことが起こり始める。