英雄集結29

 司馬懿「ふぅ、やっとつながったか。まったく、ジャミングに合うとは、敵もなかなかやりおる。おかげで、無駄な時間を消費したではないか!!」

どうやら、相当お冠になっているようだ。何かしらの問題があったということ以外、はじめ郭嘉達はよくわかっていなかった。

 郭嘉「おや?どうしたかな司馬懿どの。それと、君の息子兄弟二人も相当ふらふらになっているみたいだけど?」

 

ただ、司馬懿の隣にいる息子二人、司馬師司馬昭、そして司馬懿はふらふらになっているということはよく伝わった。

 司馬師「話すと長くなるのですが、端的に話しますと、敵の妨害にあったというところです。」

 司馬昭「えぇ、兄上と父上とともに、中国時空省と日本時空省を駆け回って何とか通信がつながるようにしたところです。いやぁ、一時は果たしてどうなることやらと思っていたのですが、無事に通信がつながってよかった~。って、そうじゃなかった。大変なんですよ、どうやら、郭嘉さんたちがいるその町になんだかやばそうな怪物が現れているんじゃないかっていう情報が出てきたんですよ!…て、父上が先ほど話していた時より相手の人数が増えていません?」

 

 司馬親子はいつの間にか、郭嘉の周りにいる人数が増えていることに気が付いた。