逃亡劇、そして復活 18
ロマン「残念なことに、どうやらもう間もなく敵陣のど真ん中だ。それに…どうやらもうすぐすると敵が大勢現れるみたいだ。」
フィニス「どうやらそのようだ。こちらからも敵性反応が見て取れる。これは、人間ではない。何かしらの生物反応と見て取れるようだ。気を付けたほうがよさそうだ。ん?これは一体何の反応だ?人間の反応のようだが、この反応が通り過ぎた後、敵正反応が一気に消えて行っているようだ。」
宇和島「ええ、どうやら、我々が派遣した人がもう暴れまわっているようですね。ここまま行くと、もうすぐ皆さんと落ち合うようなのでそのまま合流しちゃってください。恐らく、私たちが用意した人で最強だと思う人だし、頼りになるとおもうよ~」
その人物は、相当な手練れということらしい。一体どれほどの強さなのか、一同は相当な期待を抱く。
この人物、一体何者なのだろうか?それは、彼らがアインツベルンの森の中に入った頃にさかのぼる。時空省からの要請を受けた【彼】は、21世紀のこの場所にたどり着く。運よく、時空省はアインツベルンの森に彼を送り込むことに成功した。
?「ふむ、ここが此度の戦場にござるか。話に聞いての通り、辺り一面、緑一色の深き森と見える。」