逃亡劇、そして復活 38

 忠勝「もう間もなくでござるな。どうやらもう戦闘が起きていると見受けする。」

 宗矩「そのようでござるな忠勝殿。拙者も、戦闘の支度をせねばなるまい。」

 マシュ「はい。私も戦闘の準備が出来次第、掛かります。マスター、指示を!」

 藤丸「わかった。俺も魔術で支援する!」

 王ドラ「私たちも戦闘の準備をしましょう。あれだけ休憩したのでもう大丈夫です。それに、いざとなれば、後方のキャンプをしている味方と入れ替わる形で休めますし。」

 

恐らく、戦闘が長引く可能性がある。それに、入れ替わりで戦闘を行えば休みながら戦えるということで、キャンプをする場所を作ったのだ。

 元就「いや~マツカサのおかげで休憩所を確保できてよかった。…かといって、私も協力できることはとことんまだまだやるつもりさ。さてさて、時空省とカルデアの皆さん、データは用意できたかな?それと、それぞれの軍略家の皆さんもいいかな?」

 

元就公は、このキャンプ場を総司令部と位置づけ、かつ歴史の偉人たちの知恵を使ってこの難局を乗り切ろうというのだ。時空省のほうは、主に司馬懿といった三国志竹中半兵衛といった戦国の軍師が中心だ。そのほかにも、理系のエルリック兄弟の知恵も使うようである。一方、カルデアは、ガイウス・ユリウス・カエサルといった歴史に名高い天才軍略家が中心となって策を考えている。