逃亡劇、そして復活42

 元就「そうだね。カルデアでも忠勝の名前が知られているということは、そちらにもいるということなのかな?」

と、元就は思ったのだが、どうやらそうではないようだ。 

 アルテラ「いや、残念ながらいないな。ただ、マスターが以前サーヴァントとして召喚したら強いだろうなーといった感じで名前が挙がった一人だ。…なるほど、確かにあの暴れっぷりは並大抵ではないな。サーヴァントとして召喚されたらどうなるか楽しみだな。まぁ、その時は、彼とは違う違う忠勝なのだろうが。」

 元就「そうだね、サーヴァントは、生前とは違う側面で現世に召喚されるからまた違った側面の彼が出てくるのだろうね。」

 

そう、サーヴァントは生前とは違う側面で召喚されるということがしばしばあるのだ。それは、サーヴァントいうものが、人々の思いや願いという力で成り立っているところもあるので、そのパワーで見た目や性格に影響が出てしまうこともあるのだ。

 カエサル「となった場合、どうなるか楽しみだ。…さて、長話はさておき、今の戦闘状況はどうなっているのか…」

 

キャンプ場【仮】で敵の情報をリサーチしている中…こちらでは地獄絵図が展開されていた。

 モンスターA「うわ、うわぁぁあああ!!どういうこった!」

 モンスターB「わ、わからねぇ。に、逃げろ!じゃねぇと俺もお前もあいつみたいにな」

 ?「はい残念でした、そう簡単には逃さねぇよ」