強者相まみえる13

 誾千代「ああ、この雷切で敵を薙ぎ払ってやろう。さて、ジャンヌと巌窟王だったな。後はこの立花に任せよ。では、後で会おう宗茂。」

 宗茂「ああ、後で落ち合おう。…という訳でだ。多勢に無勢で申し訳ないが、我々の相手をしてもらえるだろうかおふた方。」

 

宗茂たち戦国と三國の猛者たちは、目の前にいる暴威に負けぬと意気を突く。が、それでも、最強の二人はまだ余裕がある風である。

 

 義輝「はははははは!良いとも。この私を打ち倒せるものならやって見せよ。」

 呂布「が、しかしこの俺を倒すことができるか?お前たちの力、全力でぶつけてこい!」

はるか後方では、再び熱い火花が散っている所で、前線のほうは退却の準備がもう間もなく始まろうとしていた。…が、そう上手くはいかないということをこれから思い知らされることとなる。それは、1999年に滅び去るはずであったとある魔王の手によって妨げられようとしていた。