全ての始まり6

 冴羽「ちょっとまて!ということは俺の時代はどうなってんだぁ?もしかしてなんかもう既にひどーいことになってない?」

 王ドラ「そう思いまして、山本さんが気絶している間に全員分の時代分調べました。その結果なんですが…。」

 犬夜叉「その結果が?」

 郭嘉「その結果が?」

 

そのあと、この場にいないキッドと自宅の平穏を取り戻してそのまま戻ったイリヤを除いた全員が結果について聞きたがっていた。そして、帰ってきた返答に、皆落胆の表情を浮かべるという散々な結果となった。

 山本「え?うそでしょ?」

 王ドラ「残念なことに、皆様方。特に20~21世紀頃の方々は既にOUTです。22世紀もでしたが。郭嘉さんたちの異世界も駄目ですね。遠呂智軍活発に動き始めました。犬夜叉さんたちの戦国時代も何者かがすでに暗躍を始めたとか。まぁ仕方ありません。並行世界含めて並行世界中のヴィランが一斉に宣戦布告真っただ中です。」

 山本「ああ、始まってしまったということか。第二次時空大戦が。しかも、これだけ一片に同時にだよ!これだけのヴィラン達をしかしてどうやって一斉に動かしているというんだ!」

 

絶叫。そうだろう。恐らく、この規模は前回、25世紀初頭に起こった第一次時空大戦よりはるかに規模が大きすぎるのだ。

 王ドラ「それがですね。奇妙なことに、並行世界中でこの軍勢が動き出したというのが、まぁ異世界によって多少の時間ルールが違うため細かいところは除いて、どうも13時13分ということらしいです。」