クラウド・ストライフ 4

 クラウド「それなら、ユフィに借りたこれを使うかな。…一応、こっちの世界でも使えるらしいとの話なのでたぶんだいじょーぶ。」

 

クラウドは、緑色に輝く丸い結晶を取り出す。それを、大剣についてある穴にかっちりとはめ込む。

 クラウド「よし、後は相手の動きに合わせて…今だ!」

クラウドは、その場で右手を握りしめるポーズをとった後、そのまま相手に向けて広げると、相手に巨大ないかずちが落ちた。この攻撃に、相手はひるみ、かなり大きな隙が出来た。

 クラウド「今だ!」

そのままクラウドは相手に突撃し、相手を確実に撃破できるところまで来た。が、ここで余計な邪魔が入る。どこからか、クラウド目掛けて銃撃が飛んできたのだ。

 ?「残念だがぼうや、ここまでだぜ。」

 ??「ま、そういうこった。まだ実験ってやつは終わってないらしいからなぁ。」

クラウドに襲い掛かる無限の銃弾。どこから狙っているのか、見当もつかないほどの弾丸の嵐。いくら何でもこれは素直に引くしかない。クラウドは、後ろに下がることしかできなかった。

 クラウド「くっ!流石にこれは無理だ。相手を逃がしたくないんだが…」

 ???「大丈夫さ、僕がいるから安心して!ふぅ、あのままあの森でフェードアウトする所だったけど、アーチャーだったおかげで戦闘続行スキルがまだ生きてたみたいだ。」

声の主はビリー・ザ・キッド。山本たちとあの森で戦っていたサーヴァントだ。どうやら、あのまま森の中で離ればなれになっていたようだが、どうやら何とかあの森を抜けてここまでやってきたようだ。