冬木編 はじめはアインツベルン城3

那由多銀河「あ、そうそう。そろそろ、アインツベルン邸に5人の刺客が到着する予定なのだが…」

 マダラ「奇遇だな。俺は今からそれを見に行く予定だ。お前はどうするつもりだ?」

 那由多銀河「私が表舞台に出るのはいささか早すぎるのでな。楽しんで来い。そして、あの男の本気を見ることだ。」

 

那由多銀河はそうして彼を送り出す。どうやら、彼なりに次の手を考え始めたようだ。

 

さて、山本たちがアインツベルン邸に付く少し前のこと…。同じくアインツベルンの森の中。

 ?「危険な罠がいっぱいあると聞いていたけど。思ったより敵が弱い。これでは殺し屋始めて20周年記念キャンペーンが裏目に…」

 ??「…話に聞いた通りの人だね。」

 ???「じゃな、忍びよ。こやつは人間の中でも中々強欲よな。あ、矢琶羽もそう思うようだな。」

 ????「俺もそう思うぜ鬼さん二人。西部のアウトロー連中より強欲極まりない。」

 

さて、上から人物を解説しよう。最初は久々に登場の桃白白【と書いてタオパイパイと読む】。元居た世界では最強の殺し屋として有名であるらしい。かつて、とある人物にやられてしまったものの【半分は自業自得だったが】那由多銀河によって復活させられたらしい。上から二人目は君麻呂。こちらは忍びの世界から来た少年。体の骨を自由に操ることができる。

 

上から三番目の人物…というより鬼は朱紗丸。どう考えても鋼鉄製としか思えない性能をした毬を投げたり蹴ったりすることで攻撃する。因みに

手に平に目を持つ矢琶羽という鬼とコンビを組んでいる。矢琶羽は、その手のひらについている目を開閉させることにより、赤い矢印を出現させ、物体のベクトルを自在に操れる。