冬木編 はじめはアインツベルン城13

 司馬懿「ん?誰かと思えばお前か。こんなところで屯【たむろ】している場合ではないのではないか?」

 銀時「まーそうなんですけどね。デーモンやら遠呂智やらもうめちゃくちゃなのは知ってますよ。」

 司馬懿「こちらの話では、アクノロギアとかいうドラゴンも観測しているうえ、レプリロイドの連中まで動き出してる。もう私もどうしたらいいかわからん。…それに、この映像を見てみろ。…ついに、奴が動き出したというわけだ。」

 

司馬懿はそういて宙に手をかざす。すると、立体モニターか突如現れ、とある映像が映る。

 新八「すげぇ、僕たち未来に来たって感じがこれでする。」

 神楽「すごいアル、600年たつとこんなに技術が発達するとは驚きネ。」

 司馬懿「私もはじめは驚いた。君たちより1600年前の人間故な。…っと、そうではない。これを見てくれ。お前たちは知らぬだろうから見せてやる。…この男が現れたということがどういうことか教えてやろう。…この世界だけではなく、あらゆる並行世界が今から地獄となるだろうな…。」

 

そこに映し出されるは、今まで見たことがない美しさ、耽美さを持つ生き物だった。

 銀時「…こいつが?へぇ~確かにこいつは…」

 新八「…え、なんなんですかこれ!?」

 神楽「…こんな生き物、宇宙に本当に存在しているとは思えないほどネ…。」