冬木編 はじめはアインツベルン城14

四人がある映像を見て驚愕している間、司馬懿の所有する端末に誰かから連絡が入る。山本次官からだ。

 司馬懿「ん、これは!次官殿、無事でしたか!」

 山本「ああ、いまそちらに確認したいことがちょっとあって連絡したけど、今そっちとんでもないことになってない!?今自分の端末確認したら時空省から連絡きまくってて驚いた所なのですが。」

 司馬懿「その通りだ。…この事件の黒幕が姿を現した。探っていたうちはマダラではない。【那由多銀河】だ!!」

 

それを聞いて山本は何も不思議に感じなかった。…ついに、自分にその時が来たというだけである。そう己に言い聞かせた。

 

 山本「そうか…驚いたよ。確認したいことはもう映像越しでサーヴァント化してた彼らを見たからOKとして、今はもう次の話に戻ろう。デスシティー、今確認したら遠呂智の世界併合に巻き込まれてる。偽カルデアからそこの宿屋に戻って見張りにいた人たちがいたこと忘れてた!!彼らは無事だろうか!」

 司馬懿「安心しておくがいい若き次官殿。死武専の優秀成績者とこちらからも助っ人を送り込んでいる。それより、そちらはどうだ?」

 山本「こちらは大丈夫だ。今の所、安心できるところにいるから問題はない。かの魔術の大家、アインツベルンのお嬢さんの所に世話になってる。」