冬木編 はじめはアインツベルン城 23
山本「いきなりなんだ!?こちとら寝起きなんだがいきなり襲われる義理なんてないぞ!?」
と彼はそういうものの、どう考えても寝起きとは思えないほどの速度でベッドから飛び降り、そのままガラス窓を突き破って外へ出るということをやってのける。
桃白白「何。それだけの元気があれば問題はないのではないかね?十分元気そうだと見えるが。」
矢琶羽「わしからもそう見える。どう見ても先ほどまで寝ていたとは思えんぞ人間」
山本は、かつて異世界に詳しい時空省情報室担当アメリカ支部【M・ターナー】から聞いた話を思い出した。
M・ターナー【白桃桃。並行世界の地球で殺し屋をやっていた人物です。まぁ、自滅しましたがもしif世界でであったらどどん派には気を付けてください。あ、鬼ですか?鬼舞辻無惨について。ええ、彼は平安の頃より恐れられていた鬼のトップ。ですが、鬼殺隊によって滅ぼされたはずです。でも、彼の配下に出会ったら気を付けてください、日輪刀と呼ばれる刀でぶった斬るか、太陽でないとまぁまず死なないでしょう。】
なるほど、桃白白はまだ何とかなりそうだ。問題はもう片っぽだ。
山本「鬼か、なるほどこれはよくない。ま、そうだとしても何とかするしかないか。」
矢琶羽「ほう、なんとかするといったか?鬼殺隊の剣士でもないお前が鬼を斬れるはずもなかろうに。」