二次創作の部屋

引っ越した先で黙々と話を書くのみ

片翼の天使 17

さて、タイトルが片翼の天使なのに、なかなかその場面までたどり着かなったがやっとそこまでの入り口が開いたようである。この問題が解き終わった瞬間、どこからか扉が開いた音が聞こえた。

 山本「ふぅ、どうやら、今のが最後の問題だったというわけかな?明らかに扉が開いた音がしましたね。」

 巴御前「私にもはっきり聞こえました。お見事です、どうやらちぇっくぽいんとをクリアということでしょうか?」

 モリアーティー「そうらしいねどうやら。さて、音がした方にいってみようかネ。」

三人は音がした方に向かうと、そこは、カルデアのとある一室だったであろう部屋の一つであった。もちろん、これもこの異空間によって作り出されたであろう部屋だ。三人は、自動扉が開いた瞬間、それはすぐに確認できた。どこかの森だろうか、なぜだろう、すごく既視感がある森だ。

 山本「どうやら、この部屋から音が…て、まさか扉のすぐ奥にとは驚いた。」

 そして、この部屋は、サーヴァント二人にとっても驚くべき場所だ。なぜなら、ここはカルデアに住まう者達すべてが一度は入ったことがあるであろう所だからだ。

 

片翼の天使 16

a3-b3=65を因数分解してみると、(a-b)(a²+ab+b²)=65である。この公式は高校生にならないと教わらない数学の公式である。まず、掛け算をして65になる可能性がある掛け算はは以下の通り。

 5×13 13×5 -5×-13 -13×-5 1×65 65×1 -1×-65 -65×-1

の8通りだ。この時点で、少なくとも答えは8通り以下である。

まず、(a2+ab+b2)はa,bがどのような値の時も0以上であることが示せます。

a2+ab+b2=(a+b/2)2+3b2/4と一応変形できるらしく、2乗したものを二つ足しているため少なくとも数字は正の数になります。【負の数の2乗も正の数の2乗も確かに正の数となる。ちなみにだが、上からわかる通り0ではないらしい。】

よって、(a-b)(a2+ab+b2)は、

5×13 13×5 1×65 65×1のいずれかを計算したものを、文字でごまかしていると思っていればいい。ちなみに答えは、(a,b)=(4,-1),(1,-4)の一通りとなり、ほかの数字はすべて正の数の数にはならない。

 

以上である。これを四分で解いたあの二人はなかなかの超人であろう。

 

片翼の天使 15

 山本「いや、これ冷静に考えたら3位のカンチェンジュンガいるか?結局エベレストとゴドウィンウォーチンいらないな。ちなみに答えは76190128!!」

 

これも正解だった。そして、一応彼らは知らないが、次が最後の問題となる。

 モリアーティ「やれやれ、次はどんな問題だろうネ?ん?これは、因数分解か。どれどれ?

 

はっきり言おう!!これこそ、那由多銀河が面白いと思い、自ら出題した問題である。問題はこうだ。

a3-b3=65を満たす整数の組(a,b)をすべて求めよ。もしかしたら、どこかで聞いたことがある人もいるかもしれない問題だろう。何を隠そう、かの京都大学が出題したもんだいである。ちなみにそのことについてはこの問題が書いてある紙の下にきっちり書いてあるようだ。

 山本「へぇ~。21世紀の京大入試にこんな面白い問題が出題されてたのね。ちなみに、これシンプルに見えてクッソ難しいやつですねこれ。」

 モリアーティ「いや、これは燃えるよ!今頭の中で考えてるけど確かに案外難しい!!数学教授として燃えてくるね!」

 

事実、この問題は結構難しいので、次のページいっぱいに使って問題を解説する。ちなみに二人はこの問題を4分で解いたらしい。【恐ろしいとしか言いようがない。】

片翼の天使 14

と、感心しているクラウド達。一方、山本たちは一切そういったわけにはいかなかった。あれからすぐに行動をした所、あんまり先に進んでいない状況になってしまった。原因はこれである。

 

 第三問「log27を求めよ」

 山本「ええと、答えは27は3の2乗なので、答えは2だな。」

 第四問「log128を求めよ」

 モリアーティ「7!!!まったく、今度は対数関数とはね。さて、また問題だ。まいったねぇ、これでは先に進まない。」

どうやら、偽のカルデアを抜け出すためには、この場所に散らばる数学の問題を解きまくる必要があるということらしい。ちなみに、先ほどは魔方陣を爆速で解いていた。

 山本「いやほんと、あと何問解いたらいいんですかね?ひとまず、問題を間違えたときに出てくる敵は巴さんにボコしてもらってますけどね。ハイ次の問題は?」

 

こちらの方がなかなか地獄の地獄になっているようだった。が、どうやら、この問題を解きまくっていれば、ここから出られるらしいとのこと。

 第15問「世界の山の標高ランキング1~3位までの山の標高を用いて、以下の通り計算しなさい。それぞれ、1=標高ランキング1位の山、以下それに準ずる。1×3×2÷3=?」

 

 鬼である。まず、悲しいことに紙と鉛筆等の筆記用具は無い。要は暗算で解くしかない。あと、知識がないと積む。運よく、山本が記憶していたのでそこまではよいのだが、あとは計算が地獄すぎるということだ。

片翼の天使 13

 六道仙人「どうやら、時間が来てしまったらしい。わけあってなのだが、どうもこの世界では霊体になっておかぬとすぐこうなってしまうようなのだ。すまぬな。今からは儂の声しか其方たちには届かぬであろうが、セフィロスのもとへ移動しようと思う。」

 

六道仙人の姿は次第に姿は消え始めたものの、声だけは確かに聞こえていた。しかし、これでは先導しずらいのではないかという疑問が浮かぶ。

 ビリー「んーでも仙人さん?これじゃあ僕たちがあなたの後を付いていくのいくのが大変じゃあない?」

 張遼「そうでござるな。姿が見えぬとあらば我々が追いかけていくというのも大変なのでは?」

 

各々、心配ではあったが、その疑問については六道仙人がすぐ解決してくれる形になった。

 

 六道仙人「まぁ心配するであろうな。が、それには及ばぬ。其方たちを奴がいる場所まで一瞬で移動させれば…。」

六道仙人がそういった瞬間、周りの景色が変わったと思ったら、すでに先ほどとは全く違う場所まで移動していたのだ。

 

 アルク「へぇー凄い!なるほどねぇ。これなら先導いらないわね。」

 クラウド「いや、確かに先導いらないかもしれないが、予想の斜め上だったな。流石仙人。その名は伊達じゃないというわけだ。」

片翼の天使 12

 忠勝「うーむ、色々なことが起きる街でござるな。…しかし、この本多平八、未だ疲れを知らぬ。クラウド殿が手を貸してほしいと仰せならば、ついていくのみにござる。」

 張遼「私もまだこの武勇、すべてを出し切ってはおりませぬ。クラウド殿、私も手をかす所存。」

 アルク「私たち吸血鬼コンビも当然ついていくわよね?ね?」

 アルカード「吸血鬼コンビ…まぁ確かに否定はできないな。…もちろんだ。セフィロスとかいう男、止めなければいけないということだろう?」

 ビリー「そうとくりゃ勿論僕も加勢するよ。そいつを止めないといけないんだろ?」

 

皆、クラウドに協力してくれることが決定的になった。それを聞いて、安心した六道仙人は皆に感謝の弁を述べる。と同時に、なんということか!!急に彼の姿が透け始めた。

 

 六道仙人「いや、すまぬ。協力してくれてありがたいと謝辞の言葉を述べようとしてらこのありさまじゃ。」

 クラウド「えっ?いや、仙人さん。体透け始めてますけど?なんかもうすでに声しか聞こえていない状況ですけど。」

 

彼だけではない、他の五名も突然のことに驚いていた。無理もない、急に現れたと思いきや、今度は急に消えてなくなり始めたのだから。

片翼の天使 11

 忠勝「仙人、でござるか。まさか、仙人まで現れる事態になるとは驚きにござる。時空省でもそのような者は居られぬゆえ。」

 六道仙人「まぁそうであろうな。それに付け加えると、儂はこの世界の住人ではない。要は、其方たちとはある意味同胞であろうな。さて、もう少し詳しい話をしたいが、今はあの爆音のする方へ行かなくてはならぬ。特に、そこの金色の髪の少年。」

 

クラウドは、自分のことであるとすくに悟った。一瞬、ビリーも振り向きそうになった。が、何故だろうか。ビリーはクラウドが何かを感じ取ったのを理解したのだ。六道仙人もクラウドに鋭い視線を送っており、クラウドもその表情を見て、何かを理解したかのような顔をしていた。

 

 クラウド「ああ、俺には感じる。あんたが言いたいことは俺にはわかる。…あいつがいるんだろ?」

 六道仙人「やはり、星の力を持つ其方には感じたか。なら、やるべきことは分かるな?」

 クラウド「…セフィロスを止める。だな。が、どうやら、あいつも強くなっている。…ここにいる皆の手も借りたい。」

 

クラウドは、ここにそろっている異世界から集まった者たちを見て、協力を仰ぐ。皆のリアクションはバラバラではあったが、不思議と答えは一致していた。