2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

妖怪退治 中 10

ケフカ「お前らがこっちに来るのが遅いなーと思っていたからさっさとこっちに来させるためにやっただけに決まっとるだろ!!ん?さっきの橋は何だったんだって?そらただのお遊びよ。ま、おかげさんであんたらをここに呼び出すことが出来てよごさんでしたけ…

妖怪退治 中 9

すると、今度はどうだろうか、あたりが急に暗くなり、気付けば目標の地点まで移動しているではないか。あたりには、建築がなかなか進まないのか、やや薄汚れたショベルカーやクレーンがそのまま置いてあり、出来かけの道路が建築途中という状態である。 山本…

妖怪退治 中 8

正直、この橋の上から見える景色を見る限りでは、果たして本当にこの街で妖怪なぞ本当にいるのだろうかということをつい思ってしまった。それ程、今日は良い天候である。橋の中ほどまであるいたものの、特におかしな点は見当たらない。この調子なら、そのま…

妖怪退治 中 7

将軍「すでに決めてある。余が挑みたいのはこの者よ。」 将軍は、水晶玉に映し出された者たちを見つめる。次第に、その眼には、ただ一人のみしか目に映らなくなった。 さて、山本たちが最初に冬木の大橋に到着したようだ。この都市の東西をつなぐ唯一の赤い…

妖怪退治 中 6

道化師「おやおや~。これで4チームってことでよかことでございましょうかね?よく分かんない男二人組入れたら45チームってことにならんですかね?」 その質問に答える戦国武将風の男、周りからは将軍などと呼ばれた男は、道化師が用意した水晶玉に映され…

妖怪退治 中 5

そんな組織があるこの世界やばいと兄弟は内心思ったものの、出来るだけ表情には出さないように心の中で突っ込んだ。ただ、そのおかげで自分たちが錬金術を使えるようになっているのは素直によろこんでいいのだろう。そこだけだが。 エド「成程、良くわかった…