超クロスオーバー小説 【時空省 時をかける者たち】2章~

第二章 キャラ解説

さて、ここで山本と同乗したまだ説明してないいかれたメンバーを紹介しよう。よくわからないキャラもいるのでここで解説だ。 まずは、毛利親子だけど親と、名字が違う【小早川隆景】。どことなく父親の元就を幼くしたような顔をした実の息子だ。彼も父親同様…

第二章 前日 エピローグ

我々は暗闇に消え去った。そこに残ったのは、マダラが呼んだ者たちだけである。我々が消えた後、マダラたちは地上におり、下の仲間たちと合流し、何やら話し込んでいるようである。 マダラ「さて、終わったか。こうしてみると、実に呆気ない。」 ゼーナ「そ…

第二章 前日 18

ほかの皆も次第に異変に気が付く。それは敵でも味方でも同じである。 ゾロ「何だ?この気持悪い感触は?」 エクスデスと戦っていたゾロたち、そのほかにも、 エルザ「む、この感じはいったい?何か嫌な予感がする…」 元就「確かに、嫌な感じだね。何か、暗闇…

第二章 前日17

ユダは、王ドラと良牙に指を立てる。すると、何故だかは分からないが、二人の脇腹に一瞬で傷がついたのだ。 良牙「何っ!いっ、いつの間に傷がついたんだ!?」 あまりの出来事に二人は茫然と立ち尽くす。二人は今までコンビネーションを駆使してユダを翻弄…

第二章 前日16

そうして戦っている皆に対し、私も良牙、王ドラと共にユダとノイトラの相手を始める。 ノイトラ「ヒャッハー!そんなんじゃ、俺は倒せねぇぞ兄ちゃん!」 私の二刀を受けても、ノイトラはただ軽く受け流すのみだ。その上、ほかの二人も防戦一方である。 ユダ…

第二章 前日 15

一方で、飛段と角都と戦っている毛利親子と桃白白と戦っているエルザとハヤテは共同で敵を対峙していた。 エルザ「なかなかやるな。貴様らも相当強いと見える。」 角都「そういわれるのは光栄だ。俺のいた世界にお前がいたらいい賞金首になっていただろうな…

第二章 前日14

マダラ「どうした?何かいいことでもあったのか?」 ゼーナ「そんなこと、あなたが一番詳しいんじゃないかしら?互いの目的の成就を達成するための儀式が始まったのだから、それは楽しいに決まっているじゃない。」 その言葉を聞いて、マダラは仮面の下で笑…

第二章 前日13

クロコダイル「いや、やめておこう。今日はあくまでも、お前が言っていたことが本当なのかどうか確かめたかっただけだ。俺は基本的に誰も信用しねぇ性質【タチ】だが、この目で見れたというこは、ある程度は信じられるようだな。」 マダラはその言葉を聞いて…

第二章 前日12

王ドラ『さて、敵は武器と拳法使いですか…。特に、あのユダという人は要注意ですね。』 ユダ『フッ、いくらあがこうが、【妖星】の前では子供同然。すぐに始末してくれよう。』 こうして各々様子をうかがい、緊迫した時間が流れ続ける。その筈であった。 ノ…

第二章 前日 11

皆各々戦闘態勢に入る中、残った二人、良牙と王ドラ、そして私の三人はこれからどうするかを話しあっていた。 山本「…さて、これからどうしようかという話だ。どうやら、敵の襲撃が始まってしまったみたいだけど、我々はまだ敵と出会っていない。そこでだ、…

第二章 前日10

エド「銀さん。いいですか?ゆっくり首を後ろに向けてください!いいから、何でもいいから!」 銀時は、彼の言葉で自分の置かれている状況が少し理解できたような気がした。銀時の顔は、無意識のうちに引きつり、首をゆっくり後ろのほうへ向ける。 銀時「い…

第二章 前日9

一方で、エルリック兄弟は破壊された車から無事脱出に成功し、仲間たちを探しているところである。 エド「たくっ、どういうことだよ!なんか変な連中に襲われて車がぶっ壊れるわ、仲間とはぐれるわ、どうなってんだ!」 アル「確かに、よく無事でいられたよ…

第二章 前日8

桃白白「おや、少年?そこで何をしているのかな?」 そんな彼の目の前に現れたのは、名の知れた殺し屋である【桃白白】だ。 ハヤテ【あぁ…これはまずいことになったな…僕は今日、元の時代に帰ることができたはずなのに】 ここで、彼について簡潔に説明しよう…

第二章 前日7

ここで再び我々の目線に戻る。何故だかわからないが、気づいてみると我々がいるこの道路には人の気配がまったくない。これは一体どういうことなのか、はじめはサッパリわからなかった。が、どうやらこの近辺のみ人気がないだけで、200メートルほど離れた…

第二章 前日6

そのままワゴン車は空中を舞い、そして、地面についたのち、爆発した。ただし、乗っていたメンバーは皆無事であったことは運がよかったといわざるを得ないだろう。 山本「…くっ、危ないところだったな…。見な無事か!!」 エルザ「あぁ、どうやら、全員無事…

第二章 前日5

隆景「どうやら、敵の追っ手が来てしまったようですね…。」 元就「あぁ、そうみたいだね。それじゃ、はじめは我々が向かうとしようかな。」 そういい放つや否や、すぐさまワゴンからスライドドアを開けてすぐさま飛び降り、角都から生える触手を切り離し始め…

第二章 前日4

エルザ「ん?なぜ我々が貴方の車に乗っているか?そう聞きたいんだな。その原因がこの手紙だ。長官から渡されたものだが、おそらくこれが原因だろう、見てくれ。」 私は彼女から渡された、この時代では珍しい紙の手紙をみる。そこには、次のようなことが書か…

第二章 前日 3

山本「おいいいぃぃぃっっっ!!! お前らいつ乗ったんだよ!」 そんな私の突込みに対し、銀時が 銀時「ん?いやー始めっから乗ってたんすけど、気づかなかったんすか?」 と返した上に、郭嘉さんが、 郭嘉「どうやら、私の指示で静かにしすぎたのも問題だっ…

第二章 前日 2

山本「えぇ…、あれからもう2年ですか。私はこの通り出世したというのに、彼らはもうこの世にいない…。」 私は下を向き、あの凄惨たる地獄を思い出す。今でも思うことだが、あの時、力があったならばと今でも考えてしまうということだ。 長官「…やはり、今で…

第二章 前日 1

私、山本誠一が働く時空省で、自分のデスクが爆発してからかれこれ1時間は経った。このことは、すぐさま大々的にニ ュースとして取り上げられることとなる。時空省の玄関窓口では、多くの報道陣が詰めかけ、大騒ぎとなっている一方で、私は上司である【厳島…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】14

DETH「やれやれ、いってしまわれたか…。仕方あるまい。マダラ殿は忙しいと聞き及んでおりますからな。さて、嬢ちゃんわしらはそろそろ持ち場に…む?どうした、その顔は?」 プロセルビナは何故か顔が赤くなり、ぼーとした表情で宙を見つめている。 プロセル…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】13

二人が見ているヴィジョンの間から、黒マントの姿をした男がこちらに歩み寄ってくる。そう、この光景を見せているうちはマダラだ。ただ、先ほどとは明らかに違うことが一つある。それは、仮面を外しているという点だ。声から彼であるということは分かるのだ…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】12

マダラ「その顔を見る限り、準備は整ったようだな…。」 マダラはふと城の外をみる。そこに見えるのは大きな湖と、あたりに広がる雄大な山々、そして、不気味に赤く光る月だ。普段なら美しい山々も赤く染まり、まさに不気味としか言いようのない恐ろしい光景…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】11

DETH「これはこれは、驚かせてすまん。さて、さっそくだが、わしはもう早速行かねばならん。留守はシャフトとお前さんに託す。頑張ってもらいたい。」 プロセルビナ「えぇ!!ちょっといきなりそんな話ってそりゃないですよ!」 DETH「仕方なかろう。それに…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】10

そうつぶやいた後、彼は本を閉じ、久しぶりに復活した【我が家】の散策をするため、部屋の出口へと向かう。すると、部屋の奥のほうから、メイドの【プロセルピナ】が、お気に入りの掃除機を持って部屋に入る。 プロセルピナ「あ、伯爵様。ご無沙汰しておりま…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】9

遠呂智「どうした、妲己よ…」 遠呂智の声は、実に低く響き渡る。また、その姿はまさに【魔王】と呼ばれるにふさわしい雰囲気を持つ。遠呂智軍軍師である彼女は、その圧倒的スケールに魅入られた一人である。 妲己「それがねぇ遠呂智、ついに始まったのよ!【…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】8

遠呂智は遠くを見つめ、物憂げな顔をする。彼が滅多に見せぬ表情だ。 遠呂智「あの【マダラ】とかいう男だろう。我とお前をよみがえらせ、何を望むのか?」 ドラキュラ「さぁ、私にもわからぬことが多い。ただ、【デスシティー】と呼ばれる場所に向かえばよ…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】 7

アルク「お願いするっていったって、私は別にいいわ。それよりも、こんな不気味な墓場からさっさと抜け出たいって気分よ!」 ドラキュラは彼女の言葉を聞いても眉ひとつ動かさない。只々、いつものように優雅にふるまうのみである。 ドラキュラ「おっと、こ…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】6

二人の口調は、親子同士久々に出会ったような雰囲気である。しかし、なぜだろうか。二人から放たれているオーラは、感動的ではない。そう、それはむしろ【憎悪】といったほうが正しい表現だ。 アルク「【うっ、何とも言えない雰囲気ね…。どうやら、あなたた…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】5

アルク「ねぇ志貴、そういえば、さっきベルモンド一族が数百年にわたって、ドラキュラ伯爵と対峙し続けているってなんで知ってるの?」 その言葉をきいて、志貴の皮をかぶった【何者か】は、 志貴「いや、さっきその本の年表に書いていたのがちらっと見えて…