2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

妖怪退治 中 4

エド「おっ!それは朗報!実は、俺たちもなんで錬金術をこっちの世界でも使えるのか不思議だったんで丁度いい!!それで、なんで使えるんだ?」 宇和島「それはね、君たちがこっちに来た時に起こったことなんだけど、どうやら、君たちの世界とこっちの世界が…

妖怪退治 中 3

いや、あの顔はどちらかというと、何か言いたくて今か今かとワクワクしている顔だろう。一体何を言いたいのかは未だよくわからないので、まずは話を聞くところから始めることにした。 宇和島「いやぁ国家錬金術師のお兄さんとその弟君。お仕事お疲れさん!」…

妖怪退治 中 2

アル「そうだね。…ああ、自分たちが信じていたものが崩れていくね…」 科学こそ絶対だった若い二人にとって、ここ数日のことはまさに嵐である。ただ、今はこうして錬金術が使えるだけでもよしとしているのであった。 そういえば、自分たちがこの世界で何故錬…

妖怪退治 中 1

一方、事件があらかた片付いた時空省日本支部では、事件の後始末が行われていた。今日一日でいろんなことが起こったため、皆疲労の色を隠せずにいた。勿論、時空省に迷い込んだ面々も同じくである。その状況を只見守ることしかできなかった、300【スリー…

妖怪退治 序 15

山本は、バランスを考えて、藤丸マシュと元就公、そしてイリヤを人グループにし、自分とランサー、そしてビリーを同じグループにした。これで、一応バランスはとれているはずである、と山本は踏んで分けたようだ。 山本「これなら、遠中近すべての状況に対応…

妖怪退治 序 14

イリヤは、藤丸の言葉でなぜか上機嫌になっている。どうやら、よほどヘラクレスのことを気に入っているらしい。次第に、鼻歌まで歌いだし始めるほどだ。 山本「ふーん。イリヤはよほどヘラクレスのことを気に入っているんだね。」 イリヤ「もっちろん!!私…

妖怪退治 序 13

山本は、皆に何かしらの説明を始める。どうやら、一同その作戦に乗ったようである。 ランサー「ま、その作戦で大丈夫そうだけどよ、本当に敵さんそれで撃退できっかねぇ?」 山本「恐らくは、これでいけるはずです。恐らく、敵も罠を仕掛けているはずです。…

妖怪退治 序 12

山本「それがね…もしかしたら僕が知っているその妖怪は、銃が効くかどうかすごく怪しいんだよねぇ~。それ、何せ、体が泥で出来た化け物だから。」 その言葉を聞いた内、二人は相当厳しい話じゃないか?と思い、ほかの二人は、相手が泥なら何とでもなりそう…

妖怪退治 序 11

そのまま彼は、案内されたとおりに移動し始める。山本は、彼の存在に気づいて、声をかける 山本「お?どうやらランサー兄貴が帰ってきたみたいだ。お疲れ様です、何かわかったことはありましたか?」 ランサーは、山本の呼び声がするほうを向き、片目で軽く…

妖怪退治 序 10

そのころ、ランサーは元就の命をを受け、冬木中の怪しい所を探し回っていた。その中で、かなり怪しい場所を発見する。そこだけ、明らかに魔力が大きいのだ。 ランサー「いや、いくらなんでもあれは目立ち過ぎてんじゃねぇか?まったく隠す気すらねぇじゃねぇ…