再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 78

銀河「そうだな、一言いうなら【石板は一枚だけでいい】。以上だ。」

そこまできちっと予言せんでもよかろうに。そこを当てられるとは思わなかったマダラだった。さて、まだ問題は解決していない。これで奴の真相心理に近づけることになるなと思っているマダラの横で、彼の強さに感心している二人がいた。

 アルトリア「すごい。あれだけの数のモンスターを一瞬で。」 

 オベロン「すごいな。驚いた、相当強いね君。」

 マダラ「伊達に長生きはしてないさ。…さて先に進むが、お前達、その前に俺に聞きたいことがあるんだろう?滅茶苦茶俺のこと疑っていることをわかっているからな。」

 オベロン「そうそう、君めっちゃ怪しいもんね!?心の中覗こうと思ってもその目のせいか覗けないし、何者なの本当に?」

 アルトリア「そうそう、質問したかったけどおじさん何者!?」

 

…これはきちっと説明した方がいいな。ということで、マダラはセフィロスと同じ陣営の者ではないという嘘を交えながらうまいこと相手に自分のことを説明した。…虚実を交えて話すことは忍びなら得意中の得意なこと。…確か、妖精には【妖精眼】という相手の心を読む力があるらしいが、運よく写輪眼でごまかせているようだ。…しかし、俺の眼そんなごまかしの力もあったのかと一安心のマダラだった。