2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

喫茶店アーネンエルベ 6

潮「でもよ、ほんとにこの街にいると思うか?あの白面の者の手下が?」 とら「さぁてな。じゃが、このまち、恐らく龍脈があるな。なら、そこによってたかってくる妖怪も結構いるじゃろうな。」 龍脈とは、魔力が自然界に集まって出来たもので、そこには有象…

喫茶店アーネンエルベ 5

一組目は、半妖【解説すると、人間と妖怪のハーフ】と少女のぺアだ。二人の名は、犬夜叉と日暮かごめという。 二組目は、妖怪と少年のペア、名前を蒼月潮と【とら】という。 犬夜叉「なぁ、かごめ。こんなことってあるもんだな。」 かごめ「そうね…。まさか…

喫茶店アーネンエルベ 4

?「ん~そうじゃの。確かにあ奴らしかおらんとはわしも睨んではおるのじゃが。鬼太郎もそうおもうのかの?」 鬼太郎「はい。やっぱり正体は泥田坊の仕業ではなかろうかと思うんです。…ですが、彼らに幻覚を見せる能力は備わっていましたでしょうか?」 する…

喫茶店アーネンエルベ 3

それはそうであろう。彼女の仕事の雇い主はこんなことまでは知らないのだから。すると、どうであろう。今度はなにやら地面を揺さぶるような振動が始まったと思えば、どこからともなく重機が編隊を組んでこちらに向かってくるではないか。すると、その重機は…

喫茶店アーネンエルベ 2

式「…さて、もうこんな時間か。しっかし、こんな都市にあんな怪物がいたとはな。」 彼女は、雇い主である【青崎橙子】という人物の下で雇われ、仕事をしている。相手は、有象無象の怪ばかりだが、彼女の【特異性】からは十分似つかわしい仕事内容であった。…

喫茶店アーネンエルベ 1

時は山本たちが冬木大橋へ移動を開始した頃、同じ冬木市では、一人の少年がある場所へと向かっていた。そのいでたちは、恐らく現代の少年たちはしないであろうという恰好である。青地の学生服に黒と黄色の縞模様のちゃんちゃんこを着ているのだ。そもそも、…

grand order 15

元就は、もはやこの場所で会議があったのだろうかと思えないほど荒廃したその一室を見つめる。黒ずみ、焼けただれ、穴は開き、何もかもが崩れ去っている。 アタランテ「どうだろうな。…しかし、急に私たちが強化されたのは、【私たち本人】をサーヴァントの…

grand order 14

良牙「いや、一瞬の出来事だったな。」 ロマン「そうだね。しかもかなり手際よく。…おっと、兎に角一人無事だったことに安堵しつつ、ここは話を続けていいのかな?」 彼は一応周りを確認して、話をしていいのかどうかを察し、ことを進めることにした。 ロマ…

grand order 13

ランサー「ん~冬木の端っこにいるっつうことは、あの場所がいいんじゃねぇか。この街の中央によ、赤い色したでけぇ橋があるからそこにしたらどうだ?」 イリヤ「そうね。私もこの街の住人として同意見だわ。そのあと、どこへ行くかはそこで色々決めたらいい…

grand order 12

Q2 皆さんがここに集まった理由は何故ですか? 山本「私は謎の敵に襲われて気づいたらこの冬木に来ていました。しかも、この方【ランサー】さんと釣りの約束をした日付に来ていたのです。なにかの偶然でなければ良いのですが。」 元就「私は行方不明になっ…

grand order 11

立香「そうですね。…なんというか、余りにラフ過ぎて何かコレジャない感じが非常に強くて…。おっと、このままだと話が逸れてしまいますよ。」 ロマン「おっとそうだ。こっちから聞きたいことは沢山あるからね。えっとどこから聞いたらいいんだろうか?」 山…

grand order 10

山本「成程、そちらは強力な魔力の塊のような方々ですね。…やはり、サーヴァントがいらっしゃるようで。」 元就「そう。この少年とこの娘はマスターとサーヴァントで間違いないよ。…といっても、彼らについてはまだ詳しく話を聞いていないんだ。」 その元就…