2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

カルデアにて 7

山本「今のところは何にも言えないというところなんだ。いま、僕の部下とか仲間とか、みんなで必死に捜索してる所なんだ。」 藤丸たちは、冬木にいた際に、山本が何かしら仕切りに連絡を取っているのを何度か見た。もしかすると、誰かと連絡を取りあっていた…

カルデアにて 5

残念なことに、ダ・ヴィンチは多くのことを語りたかったようだが、これであっさりと何も話せなくなってしまったことに残念な気持ちになった。しかし、今はそれどころではないことをしっかり悟ってはいるので、ここは自分が今せねばならないことをする気持ち…

カルデアにて 4

ダ・ヴィンチ「ま、初対面で私のことを大人物だなんていいこと言ってくれるじゃないのんそこのお兄さん。。」 山本「いえいえ、私のようなものに対してそこまで喜んでもらえるなんて。【世辞のつもりだったんだけど、まぁこれはこれでいいか。うまいこと話を…

カルデアにて 3

その人物がいるという部署が入っているという部屋の自動扉の前に三人は立つ。すると、部屋の中から何やら騒がしい声が聞こえてきた。一人は聞き覚えのある男性の声だが、もう一人は女性の声だ。 ?「ああ、またなんか作ったの【ダヴィンチちゃん?】あんまり…

カルデアにて 2

山本「ありがとう、慰めてくれて。…でもね、もうカルデアに着いちゃったから悲しんでいる暇はないんだ。…というわけで、ここはカルデアのどの辺かな?」 山本はあたりを見渡すと、広い空間に地球のモデルのようなものが設置しているだけの場所であるというこ…

カルデアにて 1

マーリンからの話はここで終わりである。それと同時に舞台はカルデアへ戻ることになる。一同は、山本がここカルデアへ始めて霊シフトするであろう直前のところまで話が進んだ。話に出てきた謎のサーヴァントのことや、妖怪の正体。気になる話が大量である。…

幕間1 マーリンの語り 6

一体いつからそこにいたのだろうか?初めからマーリンは彼がそこにいたことを知っていたため驚くそぶりをしていないものの、【グランドアサシン】と呼ばれた彼は、存在を完全に消していた。そう、あのマダラをしても完全に気づかなかったのだ。しかし、何故…

幕間1 マーリンの語り 5

マーリン「それはそれは。残念だけど、お話はここまでにしておかないとダメか。折角のお客様だったんだけど、それは残念だなぁ。…仕方ない。君たちが人類滅亡とか考えなかったら私は大人しくしておくよ。」 マダラ「流石にそこまでは考えてはおらん。寧ろ、…

幕間1 マーリンの語り 4

マダラ「さて、ゼーナ。いや、【■■■■】。確かにここは俺には不釣り合いなところだな。」 マダラは、ゼーナによってあけられた異空間からやってきた。さて、そんなマダラは早速この場にいるのがむず痒いのか、こんなことを言い出す。 マダラ「残念だがもう時…

幕間1 マーリンの語り 3

マーリン「なんということだ、君に言われるまで最も大事なことを忘れていたなんて…というより、そんなことを忘れるかな普通?」 そう、普通なら絶対にありえない話だ。普通ならば。しかし、普通でないならば、それはありうるということなのだ。 ゼーナ「さて…