2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

異世界侵攻録 R&D 1

その陳宮が注視しているルガールだが、彼の考えている以上にあらゆる物を破壊、破壊、そして破壊の限りを尽くしていた。逃亡する元就・エクソシスト・そしてエルリック兄弟一行を執拗に追い回していた。 元就「参ったな。もうそろそろこの協会の出口だという…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 9

サーレーについては、陳宮も期待していた。彼の能力【クラフトワーク】は、応用力の高いものであるからだ。それに、ジョゼが使役する幽霊の兵士をうまく利用すれば、この戦の勝ちはもらったようなもの。後は、自らの主君がしっかり足止めをしてくれれば、目…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 8

鬼鮫「いやいや、工作兵の皆さん。お疲れ様でしたねぇ。さて、あとは自由にやらせてもらいましょうか。皆さん、このまま私について来るもよし、救援に向かうもよしですよ。それでは、散!」 こうして、敵に甚大な被害を与えることが出来た呂布軍は、一気に勢…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 7

そんなことを露知らずの修兵達を、暗闇に紛れて観察する鬼鮫たち。どうやら、こちらの作戦に気づいていないようだ。 鬼鮫「やれやれ、相手の強者たちがほとんど留守で助かりましたねぇ。まぁ、軍師殿ははじめからこの時を狙っていたようですが。さて、どうや…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 6

それから数分後、場所は9番隊の屋敷に舞台を移す「。副隊長の【檜佐木修兵】は、隊の仕事である瀞霊廷通信の編集の仕事で手を焼いていた。 修兵「お~い、まだ終わんねぇか?」 隊員A「いえいえ、まだ全然終わってないんですよ。他の隊の方々にも手伝っても…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 5

鬼鮫「なるほど、言いたいことはなんとなく分かりますよ。その兵力を補うために我々が呼ばれたというわけですね。」 陳宮「そう!その通り。あなた方はかなりの武勇をお持ちであると聞き及んでおります。そこを、そこを見込んでお頼み申し上げます。どうか、…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 4

一体何事かと、騒ぎを聞いて駆けつけた護廷十三隊所属の隊員たちに、雨あられのごとき矢が降ってくる。しかも、弓矢にはトリカブトの毒を塗ってあり、矢にかするだけでも瀕死状態に、直撃しようものなら、死は免れない。見事、第一の策が成功した陳宮は、内…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 3

さて、この500人という人数だが、どのくらいの時間間隔で供給できるかという所がカギとなっていた。陳宮がマダラに聞いてみたところ、どうやら【10分】間隔であることがわかった。 陳宮「…しかし、10分ですか。これまた短いようで長い時間ですな。各…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 2

まずは、この世界を攻める前に、斥候を放つことから始ることとした。とはいえ、【ソウルソサイエティ】に普通の人間が侵入するのは不可能である。そこで、陳宮は仮面の男が裏で操っているという【暁】という組織に依頼を頼んだ。 仮面の男「いいだろう。もと…

吉良吉影は、平穏に暮らしたい2

そんなことをつぶやきながら、彼はノートパソコンの右手に置いてあるコーヒーカップに手をやり、落ち着いた気持ちでゆっくりとコーヒーを飲む。 吉良「まあ、仕事さえきっちりと終わらせることが出来さえすれば、私は自分の生まれ故郷に戻ることが出来るわけ…

異世界侵攻録 呂布奉先の軍師 1

その頃、といってもよいのかは分からないが、呂布と戦闘中の【死神たち】は、心理的衝撃を受けていた。 日番谷「おい、嘘だろ…?」 狛村「いや、残念ながら事実だ。…戦術的敗北を喫するとは。完全にしてやられたというわけか。」 彼らは、敗北して始めて完全…