2022-10-24から1日間の記事一覧

ノムウカルデア 凄惨 1

マダラは、この後起こりうる事態に備え、いかなる準備にも備えることにした。その後も軽い小競り合いが多少続いたが、特に問題もなく戦闘も終わり、残るは彼女の精神世界の奥へと進んでいった。 マダラ「さて、だいぶ奴の精神の奥底へと進だな。どうだ、俺に…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 79

オベロン「成程、うちはマダラ殿。あなたが何者かはよくわかりました。成程、あのセフィロスとジェノバとかいう二人の異世界からきた連中両方を鎮めるためにやって来たエージェント…みたいな感じでいいのかな?」 マダラ「そういうことだ。敵ではない。ああ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 78

銀河「そうだな、一言いうなら【石板は一枚だけでいい】。以上だ。」 そこまできちっと予言せんでもよかろうに。そこを当てられるとは思わなかったマダラだった。さて、まだ問題は解決していない。これで奴の真相心理に近づけることになるなと思っているマダ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 77

マダラ【全く、厄介だなあの女。…銀河の言う通りにならければいいのだが。】 マダラが急にこのカルデアに派遣された理由にはもう一つだけあった。それは、科学者【ゼーナ】もとい【ジェノバ】が暴走した際のストッパー。それがうちはマダラだった。恐らく、…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 76

三人は、目の前の異形なる化生と戦う。キャストリアは魔術で編み出した光輪を複数召喚し、それをスライム相手に飛ばす…が、弾力がいい体でできているのか、攻撃がはじかれてしまった。 アルトリア「駄目だ!攻撃がはじかれちゃう!」 マダラ「あのボヨンボヨ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 75

そのままマダラは、先へと進んでいく。するとどうだろうか、次第にとても研究室とは思えないような場所となっていく。紫色に光り輝く、奥深い洞窟というのがしっくりくる。異様である。少なくとも、人間がこの場所にいたらすぐに気持ちが悪くなること請け合…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 74

と、マダラはそのまま二人に付いてこいという仕草をする。どうやら、この場所を案内するようだ。 オベロン「手招き?ああ、ついてこいってことか。」 アルトリア「ついていくしかないようですね…。でも、ここは現実の空間じゃないのでしょう?何かあるかもし…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 73

オベロン【足が重いなぁ。なんでだろ?これ以上、先に進みたいのに、進めない。】 誰もいない廊下を進むオベロン。するとどうだろう、しばらく進むと思い出した先ほどの光景…謎の研究室で会話をする三人がいた。 オベロン「ああ、あの時の…思い出してきた。…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 72

そのまま仮面をつけた黒マントの男【うちはマダラ】はつかつかと二人に近づいてきた…という所までオベロンは思い出す。 オベロン「どうなっている?じゃあ、今このボイラー室は一体…」 と頭を抱えるオベロン。 沖田「どうかしましたかオベロンさん?」 オベ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 71

オベロンは、もう一度しっかりこのカルデアに戻ってきた時のことを思い出す。レイシフトから戻って来た彼らに待ち受けていたのは、敗北したギリシャ勢の血糊で浸されている床、その後に、二人が見たのは黒い剣士。 キャストリア【なんていうことに。…あいつ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 70

彼らの他にも織田信長【本作では女性だが、性格は皆のよく知るあの信長公である。】やワルキューレ、妖精メリュジーヌ等が当たっていたが、中々突破口が開かれない。さらに、先ほど登場した森長可や渡辺綱、エレナ・ブラバツキ夫人、ローラン、源為朝、フィ…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 69

言えることは、カルデアが誇る二人の天才であっても駄目なものは駄目状態だ。もうなすすべがない。この二人が敗北するところを、ただじっとモニターから眺めているしかないボイラー室の一行だった。 土方「…最悪だな。あの二人でも駄目ということなら、もう…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 68

彼の言う通り、ギリシャ勢はもうほぼほぼ戦闘不能となっているサーヴァントばかり、古代ローマ勢も加勢しているが、少々怪しくなってきた。 土方「今、テスラとエジソンが向かっている。機械化歩兵を使って何とかしようとはしてるらしいが、ただ単に数だけで…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 67

茶々「いや、森君ちょっと落ち着いて。どうせ特攻して血まみれになって帰ってくるの目に見えてるし。」 森長可「ま、そうだな。ハハハハハハハハ、んじゃいっちょかちこみいってくらぁぁぁぁあああああ!!!!」 どうしてそうなるのか?仕方がない。彼のク…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 66

オベロン「馬鹿な!こんな有様になるとかいったいどういうことなんだ!?」 アルトリア「オベロン!見てください!あちらにマスターの出身と同じ国のサーヴァントがいます。」 オベロン「ああ、彼女は確か【沖田総司】だったか?…重症だ。彼女ほどの剣の使い…

再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 65

そんな二人だが、先ほどの展開の通り、レイシフト【というカルデアの時空間移動方法、過去に行くことができる科学と魔術が合わさることによってできた技術。】先である中世イギリスにてのやりとりだ。 とある森のなか、小妖精たちと会話できる二人は、カルデ…