2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

朝 8

その通りだ。そこで、山本はある場所へ彼らを連れていくことを考えていた。さて、その場所へ向かうためには色々と準備が必要である。 山本「そうだね。それで、ここは少し場所を変える必要がある。一旦あるところまで移動してまたこのデスシティーに戻ること…

朝 7

山本は、倒れた状態からゆっくりと立ち上がる。いい加減、しっかりした足取りで立たないといい加減迷惑がかかる【すでに迷惑千万なのだが】からだ。山本はどよめく群衆に別れを告げ、忘れずに倒れたままの銀時含め、四人は山本が泊まっているホテルの部屋ま…

朝 6

彼の頭に多数の剣を突き刺したのはエルザである。彼女の魔法の一つによるものだ。 エルザ「少しは自重したらどうだ!というか、子供に何吹きこんどるんだ万屋。」 銀時「すんまそん、やりすぎました。大人しくしておきます…。」 彼女は今にも気絶しそうな銀…

朝 5

男「あ~い、そこそこ。ちょっくら怪しげなお兄さんとお姉さんがとおりま~す。そこそこ、頭がツルピカ綺麗なオッサン。どいてどいて~」 女「そこのお姉さん。少々どいてほしい。そこの派手なことしてた謎の人物Xにようがあるからどいてもらぬか?」 辻谷…

朝 4

とはいっても、その彼らが現れるのはまた後程の話だ。今、ここでやらないといけないことは多くある。山本は、一汗かいたところで一旦一呼吸をした後、ここまで到達した過程の話をするための心の準備をする。 山本「…よし。そろそろだな。」 山本は、そのまま…

朝 3

ガッツ「いや、ありゃほんとに化け物かもしれねぇな。辻谷はあんなのと友人だっていうから相当な肝してるとしか思えん。」 アタランテ「ん?あの辻谷とかいう日本人、あの男の友人だったのだな。てっきり、部下の一人とか思っていたが。」 ガッツ「どうやら…

国連事務総長 1

フィニス「おお、来たかね。…あれから相当やつれたようだ。あの事件がかなり心に響いていると見える。」 山本「はい、フィニス議長閣下。正直申し上げますと、未だに心からあのことが離れません。」 このフィニスという人物。一体何者なのかというと、国連の…

辻谷との会話 2

所詮、自分はこれぐらいのことしかできない矮小な男なのだろうという悪い思考になっている中、辻谷はそんな山本に更に詳しい内容について話始める。 辻谷「んでよ、その休暇に入る前にある人に合いに行ってもらいたいんだけど、都合は大丈夫かな?」 山本「…

朝 2

そう目を見張っているうちに、気付いたらもう20体を撃破し、更に速度を上げ、次々と的を落としていく。ガッツは、驚きのあまり、周りが見えていなかったが、後ろを振り向くとかなりのギャラリーが増えていることに気づいた。 アタランテ「おどろいたな。あ…

朝 1

朝になった。恐らく、アメリカでもっともクレイジーな町である【デスシティー】のとあるホテル内の敷地にある野外運動施設。そこで、山本誠一という名の日本人はいつも通りのルーティンを始める。右手に持つは銀の棒状の金属器、左持つは、黒の同じ形の金属…