2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

クラウド・ストライフ 5

クラウド「ん?君は?」 ビリー「少なくとも、あなたの味方ということで。まずは、見えない敵をあぶりだすところから何とかしましょう。…それで、ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」 クラウド「ここでは無理だろうな。どこかに一旦隠れよう。…どうやら…

クラウド・ストライフ 4

クラウド「それなら、ユフィに借りたこれを使うかな。…一応、こっちの世界でも使えるらしいとの話なのでたぶんだいじょーぶ。」 クラウドは、緑色に輝く丸い結晶を取り出す。それを、大剣についてある穴にかっちりとはめ込む。 クラウド「よし、後は相手の動…

クラウド・ストライフ 3

クラウド「くっ、これが話に聞いたシャドウサーヴァントか。」 シャドウサーヴァント。それは、英霊の霊基を模した偽物、あるいは、英霊の座に戻れず、怨念化したものという存在。どうやら、何者かがわざと中途半端な状態で英霊を召喚したため、影のようなも…

クラウド・ストライフ 2

クラウド「帰ったらティファたちに見せてやろ。…と、写真撮影はこのくらいにして。」 彼は、ひとまず食事にすることにした。現在朝7時。腹ごしらえをするのがここは得策。…それぐらい食べないと今日からハードなスケジュールというのに体力が切れること間違…

クラウド・ストライフ 1

日本海側にあるという都市冬木市。そこに、この世界とは違う世界から来た一人の青年がもう間もなく入ろうとしていた。 ?「ん、ここが冬木か。…さて、ここで間違いないはずなのだが…」 曲がりくねった山道をバイクで走行し、先があまり見えない場所を抜ける…

欺瞞36

セフィロス【今は大人しくする必要があるだろう。が、期が来れば…】 今は黙って従うしかない。少なくとも、あの皇帝が動くことは無いならまだ動きやすかろう。いまは、銀河のご機嫌どりだ。 セフィロス「余裕があるな。なら、もうお前が前線に出て全て終わら…

欺瞞35

セフィロス「なるほど。他の次元から魔力を送ることなぞお前なら可能か。…が、本当にそいつを野放しにして問題はないのか?」 銀河「構わんさ。私の目的は、人が多くのエネルギーを放出させることにある。奴が行動を起こしたらそれはそれで構わないさ。マダ…

欺瞞34

パルパティーン。それがかの皇帝と名乗る人物の真名であるらしい。どうやら、この星の英霊ではないということなのだが、銀河はそれ以上のことを言うと自分にも悪影響が出るという事でそれ以上のことは詳しく語らない様子である。 銀河「彼と会ったのはまだ彼…

欺瞞33

セフィロス「ああ、そうだ。そのおかげで、お前に対する欺瞞は更に膨れ上がったのだが?」 語気を強めるセフィロス。が、那由多銀河は動じることは無い。もし、自分に襲い掛かるようなことがあっても、絶対に自分に勝つことは無いだろうという事を知っている…