2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第4章 異世界侵攻録 4

ルガールは、余裕の表情を浮かべたままだ。アレンは、彼を倒さなくては教団がつぶされるということを肌で感じ取っていた。 ゼーナ「成程、ここまではうまくいっているみたいね。…それにしても、両方自分たちがやりたい放題やっている感はあるけど、問題はな…

第4章 異世界侵攻録 3

ルガールは、後ろにいる一見弱々しそうな少年がいるほうを向く。マダラとかいう仮面の男が言っていたのはこの少年かと呟いた。 ルガール「ほう、誰か声がするかと思いきや、蠅どもの騒ぎを駆けつけてやってきたか。君がエクソシスト、ウォーカー君で間違い無…

第4章 異世界侵攻録 2

一方、ルガールは大砲が教団の建物に直撃したことを確認するや否や、断崖絶壁を軽く飛び越えるように上り、その場所にたどり着いた。 この世界の元々の歴史では、黒の教団は、彼と協定を結んだ【千年伯爵】と呼ばれている、この世界を滅ぼそうとする謎の人物…

第4章 異世界侵攻録 1

呂布軍は、この世界を守る護庭十三番隊の隙を突くことを決定した。そのために必要なことは、軍師陳宮によって二つの前段階を踏むことが大事であった。一つ目は、奇襲である。何しろ、彼らの部隊は、立派な塀に完全に覆われた巨大な屋敷の中だ。ゼーナが開発…

第4章 プロローグ  2

我々の住む世界とは違う、19世紀の平行世界のイギリスの北海。通称【仮想19世紀】と呼ばれるこの世界に、ある男が時空を乗り越えて現れた。彼の名は、【ルガール・バーンシュタイン】。20世紀末期に、武器商人として世界中の覇権を裏で操っていた男で…

第4章 プロローグ  1

時は、西暦190年代の中国大陸。栄えていた漢王朝は、斜陽の時を迎え、世は乱世となっていたていた。その時代をかけ抜け、散っていた最強の名を欲しいがままにした男がいた。その男の名は呂布、成人後に付ける名前である【字】を奉先という。中国の小説家…

第三章 エピローグ

ここはとても薄暗い場所だ。光は、人が一人入りそうな、液体の入った容器からするぐらいだ。 うちはマダラは、ゼーナと名乗る謎の科学者に、前段作戦が終わったことを報告するため、彼ら二人以外誰も知りえぬこの研究所を訪れていた。 ゼーナ「あら、思った…

第三章 救援8

ガッツ「…」 ガッツは山本をさりげなくではあるが、山本の方を見つめる。やはり、一体何が起こっているのか気になって仕方がないようだ。 山本「…気になりますか?どうしてあなたがここに来た理由を?」 ガッツは、「ああ」とため息をつくように返事をした。…

第三章 救援7

犬夜叉「ん?ああ、いわれてみれば。」 鬼太郎「そうですね。まだあなたはここがどこなのかよく分かっていないはずですし。」 ガッツ「そうだ。聞きてぇことは腐るほどある。なんであいつらがこの世界にいるのか?あの仮面の野郎は誰だ?首なし野郎は一体何…

・李書文

李書文 出展 Fateシリーズ子供好きで、近所の子供たちに武術を教えていたということだけを語ると、穏健そうな人物に聞こえるが、【凶拳李】と呼ばれた人物。二のうち要らずと呼ばれたその拳で、数多くの伝説を残す、20世紀の伝説的な拳法家。また、先に語…

・ファニー ヴァレンタイン大統領

・ファニー ヴァレンタイン 出展 スティールボールラン平行世界における19世紀末期のアメリカ合衆国で、大統領を務めた人物。スタンドという精神が具現化した能力を持つ。彼の能力は、平行世界を自由に行き来することが出来るというもの。そこから数多の平…

・ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎 出展 ゲゲゲの鬼太郎幽霊族という妖怪の種族の生き残りの少年。悪事を働く妖怪を懲らしめたり、悪い人間を改心させたりすることを主な活動をしている。今作では、西洋妖怪の動きを察知し、行動を開始する。

・両儀式

両儀式 出展 空の境界直死の魔眼と呼ばれる瞳術を持つ人物。男性からは女性に、女性からは男性に見られてしまう風貌を持つ。この眼は、あらゆる物【者】の死が線として見え、それを断ち切ることでものを【殺す】ことが出来る。普段はぶっきらぼうな性格だが…

第三章 救援6

犬夜叉「よしっ、あとは任せる!一撃食らわせてやれ!」 赤い鉄砕牙で斬り伏せること十度。ついに、結界に薄い部分が見えてきた。幾度も攻撃しないと破る子尾ができなかった理由は、幾重にも幾重にも結界を重ねているためだった。だが、それもあと一回だ。 …

第三章 救援5

犬夜叉「もう少しだ!結構重層な結界だが、この赤い鉄砕牙なら誠一の言う通り、何とかなりそうだ。」 赤い光に覆われたその妖刀は、着実にだがその結界を打ち破ろうとしていた。 次第に、竜巻のような形として現れた結界は、次第につむじ風程にまで弱まって…