2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

欺瞞 25

山本「まぁ終わったならいいでしょう。…しかしおふた方ものすごくお強い。」 と健闘を称えあおうとした山本。だが、サ-ヴァントである二人は山本に詰め寄る。 山本「…と、あれ?おふた方どうかしました?」 モリアーティ「いやいや、君も十二分に強いと私は…

欺瞞 24

流石にそれは無理である。相手はあのキラーマシーン。どこに掴める場所があるのか?とそんなことを思っていたらそれは起こってしまった。彼女は一瞬でキラーマシーンの背後をとったと思ったら、なんと本当にキラーマシーンを掴んで魔導アーマー目掛けぶん投…

欺瞞 23

その実力たるや生半可なものではない、あれほどいたオートマタは全て魔弾によって打ち砕かれた。 山本【驚いた、あの教授、恐らくキャスターだから何かしらのサポートタイプのサーバントと思いきや…】 彼の言う通り、完全にバリバリのサポートどころか、墓……

欺瞞 22

ライヘンバッハ。それは、モリアーティが最期を迎えた滝の名前である。が、今彼が指すライヘンバッハは全く違う。それは、墓の形をしたマシンガンというトンデモな代物である。彼は、英霊として召喚されない【幻霊】というものを取り込んでいる。幻霊とは、…

欺瞞 21

今回は雷魔法の合体技。サンダガという技とギガデインという技を混ぜて強力な雷を招来する。かなり威力が高かったせいか、これだけでかなりの数のオートマタが故障することになった。 巴御前【これは、魔術にも精通しておられるとは。あの御仁、想像以上の強…

欺瞞 20

モリアーティ【いやいや、本当にやってのけるとは。彼は本当に人間かね?…まぁ異聞帯には確かにサーヴァントを圧倒するほどの人間もいたにはいた。かのオリュンポスしかり、中国の秦帝国しかり。】 モリアーティの言う通り、確かにこの世界線では、いや、他…

欺瞞 19

成程その通りである。が、そう簡単にはいかないところである。だが、山本はその言葉通りだということで話に乗ることにした。 山本「ははは、成程。その通りですね。…て、相当厳しいですよねそれ。」 モリアーティ「もちろん厳しいと思うよ私も。が、しかしだ…

欺瞞 18

巴「一瞬で相手の喉元へ!流れるような動き。これは只者ではありませんね。」 動かなくなったカッターマシンをみて称賛する巴御前。しかし、山本はカッターマシンがまだ完全に故障していないことに事を知っているため、一旦距離を開ける。 山本「お褒めの言…

欺瞞 17

そうして、三人は目の前の殺戮マシーンと対決することになる。その数2体。両方とも、この地球には存在しない兵器である。 一つはカッターマシーン。腕に該当する部分に円盤状のカッターがうなりをあげて回転しながら敵を切り刻む。 もう一つは魔導アーマーと…

欺瞞 16

それもそのはず、向かってきている謎の音は一つではない。厳密には二つだからだ。その正体は、山本が来たルートから方向から轟音と共に出現することとなる。 サーヴァント二人と生身の人間一人は音のする方向から素早く回避。そして、謎の物体二つは三人目掛…

欺瞞 15

さて、答えを出したモリアーティ教授。して、その回答と共にそれと同時にどこかで正解音が鳴る。 モリアーティ教授「あーこれで間違えたら恥ずかしかったからほんとーに良かった。私に問題出すならペアノの定理ぐらいのレベルの問題出しなさい!」 と先ほど…

欺瞞 14

モリアーティ「おや、これは一体なんだろうネ?見たところ石板のようだが。…それとこのメモに何か書いてある。ふむ…どれどれ?」 モリアーティは、メモに数字が書いてあることに気づく。それには、大きく3と書かれており、したのほうに【2020】を10を…

欺瞞 13

いや、感嘆している場合ではない。もしかしたら彼らの言っている敵とは自分のことかもしれない。もしくは、自分と勘違いされたら非常に困る。一応、いまは物陰に隠れているためいいが、こちらに近づかれたら完全にアウト。果たしてどうするか。 少なくとも、…