2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

冬木編 はじめはアインツベルン城14

四人がある映像を見て驚愕している間、司馬懿の所有する端末に誰かから連絡が入る。山本次官からだ。 司馬懿「ん、これは!次官殿、無事でしたか!」 山本「ああ、いまそちらに確認したいことがちょっとあって連絡したけど、今そっちとんでもないことになっ…

冬木編 はじめはアインツベルン城13

司馬懿「ん?誰かと思えばお前か。こんなところで屯【たむろ】している場合ではないのではないか?」 銀時「まーそうなんですけどね。デーモンやら遠呂智やらもうめちゃくちゃなのは知ってますよ。」 司馬懿「こちらの話では、アクノロギアとかいうドラゴン…

冬木編 はじめはアインツベルン城12

銀時は、この二人の声を聞いたことがあった。そう、かつて万屋にいた二人【志村新八】と【神楽】の二人ではないか。 銀時「あ」 新八「あ」 数秒の静寂が流れる。そのあと、急に大声で新八は叫んだ。なんでこの人こんなとこにいんの?と言わんばかりに。 新…

冬木編 はじめはアインツベルン城11

もっとも、あれがうまくいったのは25世紀に時空石に呼び出された者達で、アタランテたちがたまたまいたから。それを触媒として召喚したのでうまくいったようなものである。現在はというと… アタランテ「…なくなったな猫耳。」 テスラ「私も今日の夕方にやっ…

冬木編 はじめはアインツベルン城10

イリヤ「それもそうなのだけれど、あなたも何よ?話を聞くところによると、あなたもサーヴァント召喚できるとかいうデタラメできるらしいじゃない?それどういうことよ?」 山本「確かに、それを先に聞くのは当然だろう。一応、リスクはあるものの、サーヴァ…

冬木編 はじめはアインツベルン城9

そういわれたらもうそうですーとしか言いようがないのは事実だ。まあ並行世界中の人のたまり場と化しつつあるからね地球政府時空省。特に日本支部。 ?「そのびっくり人間というのは僕も含まれているのかな?僕は泥から生まれてきた存在だからカウントに入れ…

冬木編 はじめはアインツベルン城8

六道仙人「ああ、いたとも。今は姿を見せられなく声だけのみだが。一応、ここのお嬢さんには状況を説明しておる。が、お前さんにはまだ説明しておらんかったので今からいろいろ説明しよう。」 山本「あ、はい!よろしくお願いいたします。」 と声がする方に…

冬木編 はじめはアインツベルン城7

山本「どうしたクラウド!?いや久しぶりの再会だと思ったらくたくたになって…。」 クラウド「ちょっとそこのメイドさんとお長い話になりまして…。」 どうやら、ずっと小言を言われてたらしく、性格的にもあまり陽気とは言えないクラウドにとっては相当地獄…

冬木編 はじめはアインツベルン城6

山本「それならこちらで何とかしましょう。…問題は、この城に誰が残るか?」 イリヤ「そうね…。その前に、あなたのことについて聞かせてほしいわ、お兄さん。」 山本「お、お兄さん。」 今度は屈託のない笑みを浮かべながらこちらを見つめる少女。…それなら…

冬木編 はじめはアインツベルン城5

などと言いながら、確実に目的地へと確実に近づいていた。 そうして夜も更けてきた冬木の町のはずれの森。誰にも知られない筈の秘密の西洋風のお城に…まさかの大人数がやってくるとは思ってもいなかっただろう。 ?「しかし、どうしてこのようなことに!全く…

冬木編 はじめはアインツベルン城4

そして、最後のセリフを言ったのは【ワイ・アット・アープ】。偽の冬木にて山本たちを襲った刺客。その正体は、那由多銀河が召喚したサーヴァントだ。その在り方は、生前とは反転し、西部のガンマンとしては変わりないが、悪漢を狩る側が悪漢になってしまっ…

冬木編 はじめはアインツベルン城3

那由多銀河「あ、そうそう。そろそろ、アインツベルン邸に5人の刺客が到着する予定なのだが…」 マダラ「奇遇だな。俺は今からそれを見に行く予定だ。お前はどうするつもりだ?」 那由多銀河「私が表舞台に出るのはいささか早すぎるのでな。楽しんで来い。そ…

冬木編 はじめはアインツベルン城2

そして、銀河は指を鳴らすと、部屋の様相が一変する。今度は、部屋全体がプラネタリウムのように変化した。どうやら、今度はどこかの銀河系の様子が映し出される。 那由多銀河「遠い昔、遥かかなたの銀河系。前にも話したと思うが、そこには、銀河を守る騎士…

冬木編 はじめはアインツベルン城1

そう、彼らが冬木に来たのは【これが初めてなのだ】 マダラ「そう、あの黒いブラックホールのような物は全て限定月読へとさそいこむためのもの、そもそも、あの冬木自体も俺の限定月読によって作られた代物だ。まあ、森から脱出されたときはどうしようかと迷…

片翼の天使 41

?「あら、どうやら起きたみたいねお兄さん。初対面のはずだけど、多分夢の中であったかもしれないわね。」 どこかで聞いたことがある少女の声。間違いない、声の主はこの屋敷。否、この城の主人である【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン】である。…

片翼の天使 40

地に突き刺さった正宗から、赤い光が同心円状に広がる。上空からは、セフィロスがまき散らした羽が舞い降りる。そして、この攻撃を受けたものは全員戦闘不能になる。この技により、半数が戦闘不能に陥る。すなわち、これ以上セフィロスとの戦闘は続行不可能…

片翼の天使 39

今、戦っている二人を除いては、完全に花火大会のお客様状態となっていた。それほど、この二人の戦いは、苛烈で美しく、嵐のようで煌びやかだったのだ。 山本は、1秒以内に、炎、氷、風の魔術を同時に放てば、相手は水、雷、炎の魔術を繰り出した。それぞれ…

片翼の天使 38

王ドラ「…どうすればいいんですかね?」 プッチ神父「もはや、どうしようもないのではないのか?【以前の私なら可能だったかもしれないが、今は不可能だろう。残念な話ではあるが。】」 絶望感しかない。まさに、そういった感じであろうか。いくら何でも対処…

片翼の天使 37

セフィロス「そこか。」 セフィロスは、自分が攻撃されないであろうと思われる体の部位に雷魔法【サンダガ】を放つ。彼の予想通り、そこにはD4Cの一体がいた。基本世界の一体、そして、並行世界から連れてきた三体計四体のうち、一体倒しただけでも十分セフ…