全時空省会議 その2 7

 アタランテ「…こ、こんなに知り合いがいらっしゃるとは。御見それした。」

 元就「まぁ、私も驚いているんだけどね。始めてこのメンバーに出会った時は気絶しそうになったよ。いや、興奮しすぎてなんだけど…ん?何?ぬぉっ!もうそんな時間帯?」

議会場で元就たちや、会議に出席している時空省職員たちは、そのあとすぐに始まる投票へ急にあわただしくなる。それもそうだろう。ことは緊急だ。国連としても、早めに宣言を採択して、ことを進めたいのだ。だが、その投票を妨げる事件が起ころうということは、この時はまだ誰も知る由もなかった。