ダークサイドの力 16
ホウ統「おや!テスラ殿体がすごく光ってるよ!こりゃあ一体?おや、アタランテ殿も体が光り輝いているけど、一体どうしたんだい?」
いきなりの展開で驚く一同。それもそうだろう。いきなり何の説明もなしに怪奇現象が起これば驚くほかない。しかし、二人はすぐに何が起こっているのか瞬時に理解できた。
さて、そのそのことに気づいていないエルリック兄弟とレンは、最後の戦いを迎えていた。先に結果を述べるなら、エルリック兄弟の敗北だ。
アル「くっ、ここまでなのか!」
レン「そうだ。ダークサイドの力を甘く見ていたお前たちが悪いとしか言いようがない。この星で使えるものがいない限り、我々の絶対優位は変わらん。…死ね。」
レンはそのままライトセーバーを、立ちあがれないエルリック兄弟に向ける。赤く光るその刃は、殺気を放ちながらその兄弟を確実に狙う。
間違い無く。自分たちの努力むなしくここで終わる。もはや絶望しかないはずだった。しかし、それではこの物語は終焉を迎えることとなる。だが、それは無事に回避されることとなる。一体何事が起こったのだろうか、無数の弓矢がカイロ・レン向けて襲ってきたのだ。
レン「何!弓矢だと!」
レンは、突如降ってきた何千という弓矢をフォースで跳ね飛ばし、ライトセーバーで斬り裂く。何とか避けきったものの、それでは終わらない。
テスラ「おっと、電機が滑った。」
それは、ニコラテスラから放たれた電流であった。先ほどまでただの人間だった彼が、突如このような技を使い始めたのだ。