grand order 6
マダラ「どうやら、ここまでと見た。さて、お前もそろそろ相手の精神に干渉するのも疲れただろう?」
伯爵「流石に厳しいですな。さて、このままフォースを解くと危険極まりない。干渉を止めた瞬間、こちらに向かってくる。ならば。」
伯爵は最後のあがきで、ヘラクレスの精神を落ち着かせるようにフォースを使ったらしく。彼は、そのまま眠りについたようだ。
伯爵「まさか、このようなところで【ジェダイ時代】の経験が役に立とうとは。」
マダラ「まぁ、そんなものだ。それよりも、あの娘とあの少年。我らにとって新たなる敵だな。さて、ここは退散するしかないだろうな。」
そのまま、マダラは達は元就たちを一瞥した後、この場から立ち去る準備をする。
元就「おい、ちょっと待った。一体君たちは何故この娘を狙ったんだ?…といっても教えてくれるわけではないんだろうけど。」
普通なら、そのままその言葉を聞かずにその場から立ち去るのが筋なのだろう。だが、彼らは元就の呼びかけに何故か応じたのだ。
マダラ「…ふむ、理由を問いたいのは確かに山々だろう。しかしだ。今度の作戦立案者が我々にも秘密にしていてな。サッパリわからんのだ。」
?「なんだって!何も聞かされずにこんなことを始めたのか?一体君たちの指導者は何を考えているんだ。」
意外だった。敵の首魁だと思っていた彼があっさりとした口調でそう確かに口にしたのもそうだが、今度は全く予想してないことがおこった。突如、彼らの前に立体映像のようなものが現れたのだ。元就とイリヤはそれに驚き、マシュとマスターの少年はいつものことと言わんばかりの態度で冷静にしていた。
元就「うぉっ!いきなりの立体映像!一体どこからこんなものが!?」