grand order  7

そのリアクションを見て、マシュたちはその映像に出ている謎の人物を説明しないとややこしくなるだろうと思った二人は、早速解説を始める。

 マシュ「そう言えば、そろそろ連絡してくれるだろうと思っていたところでした。紹介いたします。この人は【ロマニ・アーキマン】。一見頼りないように見えますが、私たちのサポートをしてくださっている方です。私たちは、Dr.ロマンと呼んでいます。」

 マスター「まぁ、確かに頼りになるけどたまに抜けてるところあるよね~。でも、僕たちをサポートしてくれているのは間違い無いからね。頼りにしています。」

 ロマン「…なんだか頼りにされてないような気がしてるけど。ま、今はスルーしておいて。紹介にあずかりましたDr.ロマンです。以後、お見知りおきを。…て、そんな流暢なこともやってられないみたいだ。敵もまだここから去ってないみたいだし。」

少々あわただしい自己紹介になってしまったが、仕方がない。彼が出てきたタイミングが悪かったのが原因だ。だが、彼の心配は取り越し苦労で終わったようだ。

 マダラ「そのことは先ほど耳に挟んだはずだ。こちらも万策尽きてどうしようもない。…もう間もなく我々は去る。我々もあまりこの

場で無駄なことはしたくないのでな。この地で行う壮大な儀式のために。」

 伯爵「そう、我々はこの後もやらねばならんことが山積でな。今回の作戦は確かに失敗した。しかし、今度はそうはいかん。楽しみにしているがいい。我々【シス】の中でも屈指の英雄をこの星に蘇らせるための計画は始まったばかりだ。楽しみにしておくがいい。」

二人は捨て台詞を吐いた後、そのままマダラの時空間忍術でどこかへ消え去った。