妖怪退治 序 13

山本は、皆に何かしらの説明を始める。どうやら、一同その作戦に乗ったようである。

 ランサー「ま、その作戦で大丈夫そうだけどよ、本当に敵さんそれで撃退できっかねぇ?」

 山本「恐らくは、これでいけるはずです。恐らく、敵も罠を仕掛けているはずです。用心に越したことはないでしょう。では、準備ができ次第、向かいましょう。…これを解決すれば、自分も元の時代に戻れるチャンスが巡ってくるかもしれないですし、カルデアも事件を解決すれば、この特異点を無くすことができるかもしれませんし。」

 マシュ「そうですね。奇遇なことに、こちらの特異点でもクーフーリンさんに出会えたことは良かったかも知れません。何故アロハシャツを着ているのかは突っ込まないでおきます。」

ランサーこと、クーフーリンは、いいじゃんこの格好気に入っているんだぜ。というリアクションを取るが、皆にスルーされてしまったため、少し残念そうなリアクションを取っていた。こうして、話が終わったところで皆喫茶店から出る準備を始める。

 キッド「さて、この愛銃が活躍出来たら感無量なんだけどな。話なら、敵の首魁がほかにいて、妖怪を釣り餌にして誘ってるっていう話だけど。」

 マシュ「私も、盾が役にたてればいいのですが、そこのところどうなのですか次官さん!」

 山本「多分、メッチャ役立つと思うよそれ。さっきのヘラクレスと戦った時それで助かったからね。多分、その盾がなかったら、元就公どうなっていたかわからなくなってるかもしれないし。」

 元就「そうだね。本当に助かったよ。おっと、そういえば操られていたヘラクレス君はもう大丈夫なのかな?」

 イリヤ「勿論、私のバーサーカーは世界一だもん。それぐらい、すぐにもどったわ。」

 藤丸「さすが大英雄。我がカルデアでも。ヘラクレスさんによくお世話になってます。」