2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ついつい二章を…

先に二章の冒頭を書いちまった… せっかくや、外伝と同時平行で書いちまえ!! ということで、今回は、時空を超えた物語が中心となります。 それは、三組の敵の軍団による【三世界同時進撃】というもので、ことの始まりは、一章のエピローグと二章のはじめ、…

二章 導入 Drăculea Vlad Ţepeş【ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ】1

その本は、冒頭にこのようなことが書かれてある。 古き良き時代 人々は繁栄と平和のみをむさぼり続け おそらくこの先も 不安な日々は来ない そう誰もが思ったに違いなかった…… 繁栄と平和の裏には必ず邪悪なる者がいる 人々の繁栄を拒み 平和を堕落という 闇…

そろそろ

本編に戻りたい! いい加減シリアスな話に戻らないと…。今週中には終わらせたいな、外伝。

時空省外伝 辻谷広行の休暇 19

突如現れたリヒターは、何を考えてかいきなり作戦を切り出し始める。それに対して師範は、 師範「待つがよい、リヒター!そのまま敵陣に突っ込めばよいわけではない。それ以前に、いきなり何を言うておるのか、この戯けが!!」 と、激しい説教をする。リヒ…

時空省外伝 辻谷広行の休暇 18

師範「むぅ…、あのようなところに巨大な鎧が待ち構えているとは…。」 雷電「うむ、あのような巨大な鎧を着た戦士など、今まで見たことは無い…」 師範と雷電の目の前には、あたかもそびえたつ山脈のごとく、二体の鎧の騎士がそびえたつ。しばらくすると雷電は…

時空省外伝 辻谷広行の休暇 17

だが、その幻想は見事にぶち壊されることとなる。ことの次第は、これから述べるとしよう。敵の近衛兵である【生きた鎧】、リビングアーマーは、何者かの気配を感じ取ったところから始まる。 アーマーA「む、今何か気配がしなかったか?」 アーマーB「確かに…

時空省外伝 辻谷広行の休暇 16

スコール「どうして俺の周りはこうもやかましいのか…。」 そんなスコールのことなどまったく考えていないユリウスは「闇へ還れ!!」と叫びながら奥義をぶっぱなしていた。 その頃別働隊は、山の反対側から敵がいると思われる場所に移動していた。彼らは、妖…