拳を極めし者 終 

が、それでもさすがに二人とも自分の直属の部下。失うのはよくない。そこで、無惨はある者の協力を得ることとなる。その人物は、後頭部が後ろに大きく広がった老人で、着物を着た老人であった。

 

老人「はてはて、なかなかに奇怪なお城ですな。…まぁ、建物の中というのなら、この日ノ本の妖怪王【ぬらりひょん】の前には意味がございませんが。」

 

果て果て、日本の怪物たちが手を組むことになったようである。この物語の続きは、第6章へと続いていくこととなる。