冬木編 はじめはアインツベルン城28
ロー「じゃあ飛ばせなきゃいいわけだな?」
ローは、肩に担いでいる身の丈もあろうかという刀の鞘でカバラを地面に叩きつけた。
ロー「さて、いくら何でも弱すぎだろ。さて、残りの連中はどうする?」
さて、眼前にいるのは後四人。【自分の声を冷凍ガスに変える能力者】カプーショ、【髪の毛をドリルに変える能力者】を持つニコ、自分の体を【スーパーダイナミックエレガントボール】すなわち【巨大ビリヤード】に変える能力者マリオ。以上3名が先に襲い掛かる。
カプーショ「これでヒヤヒヤにカリカリに固まってもらうよ!」
マリオ「次に、このスーパーダイナミックボールに変身した俺が相手の超絶身動きをとれなくし。」
ニコ「そして、そこでこの美しい髪をドリルに変える力をもつ俺が地面に潜り!時速三百キロで地中を移動!下から抉ってやるぜ!」
そうなればよかったのだが、現実は甘くなかった。伊達に王下七武海を襲名した海賊、そう甘くはない。
ロー「じゃあまずテメェを地面に潜らせねぇ所からだな?」
ローはニコを横から蹴り飛ばし、吹っ飛んだ彼は森の木に吹っ飛ばされ戦闘不能になる。次に、マリオを刀を抜かないままカプーショがいる方向に撃ち返す。
マリオ「いやぁぁぁああああ!しまった、これじゃ止まらねぇ!!」
カプーショ「何やってんだお前…っと、危ない」
そのままマリオも木にぶつかり、その衝撃で立ち上がれなくなってしまったようである。