冬木編 はじめはアインツベルン城27

マダラ「さて、だれが戦っているのやら…ほう、ほう?これは驚いた。ははははは。まさか、事件を解決に導いた英雄様がこちらにきたか!!【王下七武海 トラファルガー・D・ワーテル・ロー】。あの事件下でこちらが唯一確認している奴がわざわざここまで来るとは。いや、逆か。奴だからこその大胆不敵!いいだろう、中々面白い見世物になりそうだ。」

 

ここでほんの2分前の出来事である。イタチは、那由多銀河から命を受けてマダラとは別に行動をとっていた。内容はこうだ、あの事件を解決した一人、ローの実力をこの者達で測れと。

後に解説することになるが、ロー達は事件を終わらせた後、仲間同士で別行動をとったり、時空省へ助っ人へ行ったりしていた中、唯一、ローのみ単独で行動をとっていた。

 

理由は一つ、この事件を解決してやろうという命知らずな奴に逢うためだ。早速、邪魔が入ってしまったが、【トマトをマグマに変える力】【マントを翼に変える力】【指輪をロケットに変える力】の能力者たちは既にノックアウトされてしまったようだ。

 

 ロー「もう終わりかよ、単純な戦闘能力俺以下じゃねぇのか?」

そんな中、地に伏していた【マントを翼に変える能力者】カバラのみ起き上がる。

 カバラ「畜生、どうなってやがんだあの帽子野郎!あれで全然本気じゃねぇってのかよ。なら、もう一度宙を飛んで俺の投げナイフで攻撃してやらぁ!森の中ならうまいこと隠れて…」

 

が、時すでに遅し。いつの間にか、その男は目の前に迫っていた。