ダークサイドの力 2

そのことに気づいたのは、国連の内部で別の場所で警備にあたっていた者だった。

 警備員A「ん?なにやらあの地区の警備員の様子がおかしいな?」

この時代の人達は、ほぼ全員といっていい程、我々の所有しているスマートホンやタブレット端末をはるかにしのぐ最新式の携帯端末を持つ。それを用いて、警備員達は互いに連絡を取りつつ警戒にあたっているのだが、どうやら、連携におかしなところがあるということにある地区の警備員達が気づき始めた。

 警備員B「確かに、さっきから連絡が一切来ないな。ちょっと、良かったら見に行ってくれないか?確か、もうそろそろその地区の警備に移動する時間じゃなかったか?」

 警備員A「…おっ、そうだな。少し、様子を見て来る。後で連絡するからまってろ。」

こうして、警備員の一人が移動を開始しようとしたとき、彼らを呼び留める声がした。

 ?「いや、その必要はない。」

二人は、声のするほうを振り返る。そして、意識を失う前、彼らが見たのは覆面をした謎の男、レンの姿だった。

 レン「さて、後はここをまっすぐ移動するだけだ。」

レンは、そのまままっすぐ通路の奥のほうへと向かっていく。今、彼のいるエリアは【とある場所の真下】だ。

 レン「…さて、その場所に着いたか。では…。」

そうして、彼は懐に隠しておいたある武器のスイッチを入れる、そして…。

その頃、大会議室では一通りの流れが終了し、宣言の採択期日を決めようという所まで進んでいた。

 議長「…では、採択の日付を決めるための調整を行いますが…。何か質問のある方は…」

その様子を遠くから見ながら固唾をのむ元就たち。この会議が無事に終わってくれることを祈るだけとなった。

 元就「さて、もうすぐ終わりそうな気配だね。これで、何とか採択の期日まで何もなかったら一番だけど…。」

  

 そのことに気づいたのは、国連の内部で別の場所で警備にあたっていた者だった。

 警備員A「ん?なにやらあの地区の警備員の様子がおかしいな?」

この時代の人達は、ほぼ全員といっていい程、我々の所有しているスマートホンやタブレット端末をはるかにしのぐ最新式の携帯端末を持つ。それを用いて、警備員達は互いに連絡を取りつつ警戒にあたっているのだが、どうやら、連携におかしなところがあるということにある地区の警備員達が気づき始めた。

 警備員B「確かに、さっきから連絡が一切来ないな。ちょっと、良かったら見に行ってくれないか?確か、もうそろそろその地区の警備に移動する時間じゃなかったか?」

 警備員A「…おっ、そうだな。少し、様子を見て来る。後で連絡するからまってろ。」

こうして、警備員の一人が移動を開始しようとしたとき、彼らを呼び留める声がした。

 ?「いや、その必要はない。」

二人は、声のするほうを振り返る。そして、意識を失う前、彼らが見たのは覆面をした謎の男、レンの姿だった。

 レン「さて、後はここをまっすぐ移動するだけだ。」

レンは、そのまままっすぐ通路の奥のほうへと向かっていく。今、彼のいるエリアは【とある場所の真下】だ。

 レン「…さて、その場所に着いたか。では…。」

そうして、彼は懐に隠しておいたある武器のスイッチを入れる、そして…。

その頃、大会議室では一通りの流れが終了し、宣言の採択期日を決めようという所まで進んでいた。

 議長「…では、採択の日付を決めるための調整を行いますが…。何か質問のある方は…」

その様子を遠くから見ながら固唾をのむ元就たち。この会議が無事に終わってくれることを祈るだけとなった。

 元就「さて、もうすぐ終わりそうな気配だね。これで、何とか採択の期日まで何もなかったら一番だけどね。」