再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 40

彼らの他にもイタリア・ギリシャ関係のサーヴァントがセフィロスと対峙する。ヘクトール、カイニス、カリギュラカエサルヘラクレスにアタランテ、イアソンにロムルスといった名だたる英霊が、目の前の黒一色の剣士に立ちふさがる。

 セフィロス【なるほどな。相手も本気というわけか。…しかし、残念だ。】

セフィロスは、目の前の英霊達に対してなぜか残念そうにしている。

 カイニス「おいおいおいおい!!今なーんか残念そうな顔しやがらなかったか?」

 アルテミス「いや、したと思う!間違いなく!」

 ネロ「ふむ、これだけの相手をして何を残念がっているというのだあの者は。ふっ、まぁよい。余の美貌と剣捌きに驚くことになるのは間違いない。」

 マンドリカルド「いや、美貌は別に関係ないよう気がするっすけど…ま、いいや。ってなわけで、【ちょっと即席だけど】ギリシャ・ローマ軍団相手に勝てるかどうか、ためしてやらぁ!って、なんで俺が仕切ってる形になってるんだろ…」

 ポルクス「まぁ、いいじゃないですか。そっちの方が気合が入りますからね。」

 カストロ「と、いうわけだ人間。ポルクスがそういうのだ。まず、我らが負けるということはあるまいよ。円卓の騎士には悪いが、我らギリシャ・ローマ連合の力、見せてやろうではないか。ロムルス、お前もその気だろう?」