再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 56

ゴルドルフ「いや、ここはやはりのむべきか?それとも断るべきか?…いや、ここはやはり。」

 ?「そう、断った方が身のためだと思うよ所長?だってほら、彼女半分は本当のこと言ってるけど、半分は大嘘言ってるからね?」

 ?「騙されないでください。その人、ものすごく畜生なこと考えてますから!」

と、どこからともなく聞こえる声。レイシフト先から帰ってきたオベロンと、アルトリア・キャスターであった。先ほど、緊急で帰還し、丁度敵である彼女に遭遇。ある能力を持つこの二人は、相手が何を考えているのかを読み取ったのだ。その心を読み取ったオベロンは、魔術で自然の草花から槍を作成、そのまま彼女目掛けて投擲したというわけである。が、ジェノバは驚異的な反射神経で何事もなかったかのように普通にキャッチ。そのままその槍を何かしらの炎系魔術で燃やした。

 

 ジェノバ「…おや、人聞きの悪い羽虫ね。いきなり槍を投げてきて私のことをさんざん言ってくれるとは。

 オベロン「おや、事実を言ったまでだけどー?…そんな胸糞悪いこと考えてさ、とてもwinwinとは言えないよほんと。」

 アルトリア「ええ、絶対許しません。第七異聞帯を攻略した後、マスターのことを【ホルマリン漬けの標本】にするとか考えている奴に協力できるもんんですかーだ!」