再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 58

…これは駄目だ。理解した。このカルデア内にいる全ての者が悟った。こいつはいけない。絶対に生かしてはおけないと。

 キャストリア「…だめだ。この生き物は地球にいちゃいけない。」

 オベロン「ああ、そうだ。…みんな、こいつを倒さないと僕たちの未来は無い!…全力で倒す!あの漆黒の剣士も決して逃しちゃ駄目だ!」

 

オベロンの掛け声で意気が上がるカルデア。今のセリフで、カルデア中がこの二人に対し一斉に襲い掛かる。

ジェノバ「あら。本格的に怒らせちゃったってわけ?…ま、しょうがない。…恐らく、そうなるかなーとは思っていたから。…さて、私の分身たちも情報をしっかり集めてきたみたいだし?…いいでしょう。今ならあなた達相手でも問題ないでしょう…殺す!エサはエサらしく食べられればいい!!」

 

一方。図書室でも戦闘も激しさが増す。マダラは完全に数的不利なのにも関わらず、こちらも余裕でいなしていた。

 蛮「いやいや、あの爺さん身軽すぎだろ!こっちの攻撃全っ然当たんねぇ。」

 ウェンティ「いや本当に当たらないよね。というか、すり抜けてるし!もうわかんないねこれ。」

 ブギーポップ「流石におかしいかな?これでは相手をとらえることは出来ないね。」

 ゲーニッツ「困りましたね。我々でも彼をとらえられないとなると、堂々巡りということに。」

 銀次「どうしようか?これだけみんなありったけ攻撃してるのにこれじゃあ。早くみんなの助けに行きたいんだけど、ね、蛮ちゃん。」