再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 66
オベロン「馬鹿な!こんな有様になるとかいったいどういうことなんだ!?」
アルトリア「オベロン!見てください!あちらにマスターの出身と同じ国のサーヴァントがいます。」
オベロン「ああ、彼女は確か【沖田総司】だったか?…重症だ。彼女ほどの剣の使い手があれだけの傷を負ってるなんて!?」
アルトリア「まずは、彼女を安全な所へ、カルデア中、激しい戦闘のせいかボロボロになっているようなので、上から瓦礫が落ちてくかも。」
オベロン「なら、ボイラー室に行こう。見てきたところ、あそこは無事そうだからね。」
と、ぐったりしている彼女をボイラー室に運ぶ。ボイラー室、というとなんだか殺風景なイメージを持つが、カルデアの場合かなりことなっており、日本出身の英霊達によって黄金の茶室へと変貌しているのであった。
斎藤一「おや、妖精王とアルトリアちゃん!よかった、君たちは無事みたいだね。」
茶々「うん、けがもなくてほっとした。」
森長可「ああ、今こんな事態だからな。二人ともいいタイミングで帰ってきたな!後であいつボコすための人員増えてよかったぜ!!」
と、冷静な対応をとる、新選組三番隊隊長とお転婆な少女をしり目に、織田信長配下の一族、森家の長男はもう既に話が飛んでセフィロスにかちこむ気満々である。