2021-09-16から1日間の記事一覧

冬木編 はじめはアインツベルン城6

山本「それならこちらで何とかしましょう。…問題は、この城に誰が残るか?」 イリヤ「そうね…。その前に、あなたのことについて聞かせてほしいわ、お兄さん。」 山本「お、お兄さん。」 今度は屈託のない笑みを浮かべながらこちらを見つめる少女。…それなら…

冬木編 はじめはアインツベルン城5

などと言いながら、確実に目的地へと確実に近づいていた。 そうして夜も更けてきた冬木の町のはずれの森。誰にも知られない筈の秘密の西洋風のお城に…まさかの大人数がやってくるとは思ってもいなかっただろう。 ?「しかし、どうしてこのようなことに!全く…

冬木編 はじめはアインツベルン城4

そして、最後のセリフを言ったのは【ワイ・アット・アープ】。偽の冬木にて山本たちを襲った刺客。その正体は、那由多銀河が召喚したサーヴァントだ。その在り方は、生前とは反転し、西部のガンマンとしては変わりないが、悪漢を狩る側が悪漢になってしまっ…

冬木編 はじめはアインツベルン城3

那由多銀河「あ、そうそう。そろそろ、アインツベルン邸に5人の刺客が到着する予定なのだが…」 マダラ「奇遇だな。俺は今からそれを見に行く予定だ。お前はどうするつもりだ?」 那由多銀河「私が表舞台に出るのはいささか早すぎるのでな。楽しんで来い。そ…

冬木編 はじめはアインツベルン城2

そして、銀河は指を鳴らすと、部屋の様相が一変する。今度は、部屋全体がプラネタリウムのように変化した。どうやら、今度はどこかの銀河系の様子が映し出される。 那由多銀河「遠い昔、遥かかなたの銀河系。前にも話したと思うが、そこには、銀河を守る騎士…

冬木編 はじめはアインツベルン城1

そう、彼らが冬木に来たのは【これが初めてなのだ】 マダラ「そう、あの黒いブラックホールのような物は全て限定月読へとさそいこむためのもの、そもそも、あの冬木自体も俺の限定月読によって作られた代物だ。まあ、森から脱出されたときはどうしようかと迷…