冬木編 はじめはアインツベルン城1

そう、彼らが冬木に来たのは【これが初めてなのだ】

マダラ「そう、あの黒いブラックホールのような物は全て限定月読へとさそいこむためのもの、そもそも、あの冬木自体も俺の限定月読によって作られた代物だ。まあ、森から脱出されたときはどうしようかと迷ったが、変化の術で俺が別人に成りすましてデスシティーに侵入したおかげで偽のカルデアに呼び込めたからよかったが。」

 那由多銀河「お前は本当にすごい男だなマダラよ。ほぼほぼお前が時空省の者どもを弄んでいるな。」

マダラ「まぁそういうことになるか。が、あのランサー、どうやってあの空間に入ってきた?いや、俺の作り出した空間のバグか?」

 那由多銀河「どうやら、そういうわけではないらしいぞマダラよ。どうやらあの槍兵をあの空間に転移させ者がいたらしいな。」

 

この世のどこでもない空間にあるという那由多銀河の部屋。壁にはあらゆる並行世界の様々な状況が映し出され、窓にあたる部分は宇宙を望むことができる。そんな部屋…と呼ばれるにはどうなのだろうか分からないが、その空間の中央にある円卓で互いにコーヒーを飲みながら語り合っていた。

 

 マダラ「ほう?誰だそれは?」 那由多銀河「おそらく、うち一人は六道仙人だな。ほら、私が作った【時空石】?今は地球の時空省にあるというではないか?それが呼び出した異界の英雄。大筒木ハゴロモの仕業だ。」