4章 エピローグ 2

 老人「さて、そろそろそなたの国の言葉で話してもいいだろう。でなくば、そなたも少々きつかろうて。…それよりも見よ、儂が治めていた帝国に比べてみれば小さくはあるが、この星を手に入れれば全ては思い通り。千里の道も一歩からよ。このシスの暗黒卿ならばそれも不可能ではない。

 マダラ「そうならばいいがな。だが、そううまくいくとは思えん。…だが、何か考えているのだろう?弟子の一人を失ってもその余裕、何か他にも企んでいると思うが?」

 老人は窓を閉め、マダラがいる方を振り向き、不気味な笑い声を上げた。あたかも、全ての事柄が自分の手のひらで動いているのを楽しんでいるかの如く。

 老人「全ては、我が弟子の中で最高の弟子を召喚したとき、全てが終わる。では、参ろうではないか。我々の勝利のためにな。

さて、これからは過去と未来を物語ることになる。先に進む表の章と、過去のつながりを示す裏の章で…。