英雄集結40

どうやら、まんまと敵の罠にはまってしまったようである。あたりには、モンスターを引き連れた敵の大将【フレイザード】が待ち構えていた。体半分が氷、もう体半分が炎でできている魔物で、とある魔王の配下として暗躍している。どうやら、その魔王も、マダラが裏で懐柔して仲間としているようである。

 

 フレイザード「そのとおり!!完全に術中にはまってくれたな。あの陳宮とかいう軍師、なかなか有能だな!ハドラー様とは違ったやり方だが、正攻法以外でもこうしたやり方があるとは。さて、お前たちは氷炎将軍の俺が始末する。…が、相手があまり弱いというのも面白くはない。まずは、俺の配下が相手だ。ゴーレム、あくまのきし、はじめはお前たちから相手をしてやれ。」

 

 二人「は!お任せを。」

そうして彼らの相手を始めるのは二体のモンスターだ。岩でできたモンスターゴーレムと、全身鎧でできたあくまのきし。この二体が戦いを仕掛ける。

 ゴーレムは、標的を犬夜叉に定めて、彼にのしかかりはじめる。あくまのきしは、片手に持った剣で攻撃を開始する。が、勝負は一瞬で済んでしまった。

 

 ゴーレムは、犬夜叉の持つ大刀【鉄砕牙】で真っ二つにされ、あくまのきしは、冴羽の圧倒的な早撃ちで剣をはじかれてしまった。

 犬夜叉「…で、お前らなんか見せてくれんじゃねぇのか?」

 冴羽「いや、まさかこれで終わりとかじゃねぇよな?もう少し本気出してくれたっていいんだぜ?」