逃亡劇、そして復活 33

 ヘルクラウダー「どうやら、気づいたか。そう、この俺が来た!先ほどの爆発の音を聞いて駆けつけたらこの状況か。ふむ、なかなかの混沌具合よな。…さて、貴様はこのヘルクラウダーと氷炎将軍フレイザードが相手をしてやろう。」

 山本「成程、あんたら二人を倒さないと先に進めないという訳か…ふぅ。ちょっと頭も冷えてきた。先ほどみたいに感情的な戦いはやめだ。…行くぜ。今からはこの白閃二刀が相手になる。」

 

そうして、山本は、何もない空間から、二振りの光る刀を召喚する。光り輝く二振りのライトサーベルは、目標を目の前のモンスターに向けられ始めた。

 

さて、そのころ二陣営はどのような状況になっているであろうか説明しよう。犬夜叉、冴羽たちはモンスターの大群相手にうまいこと身動き取れない状況となっていた。このままだと、挟み撃ちの状況下から抜け出せないことになりかねないことになっていた。そして、もうひとグループはサーヴァントを召喚したのち、サーヴァントの力と時空省、カルデアの科学力を駆使して現在の状況がどうなっているのか、そして、どうしたらこの形勢不利な状況を打開できるかをひたすら計算していた。…そして、その計算結果が出ることになる。