冬木編 はじめはアインツベルン城7
山本「どうしたクラウド!?いや久しぶりの再会だと思ったらくたくたになって…。」
クラウド「ちょっとそこのメイドさんとお長い話になりまして…。」
どうやら、ずっと小言を言われてたらしく、性格的にもあまり陽気とは言えないクラウドにとっては相当地獄だったろう。
山本「たいへんだったね。…いや、自分もこんな状況だからお互いか…」
クラウド「うーん。どちらかといえばあなたの方がたいへんだったのでは?…あれを食らった形跡があったのですよ、あなたの体に。」
やはり、あのイケメンにずっと追いかけまわされているだけはある。一体彼がどういう技を受けたのか、すぐにわかってしまうようだ。
クラウド「心無い天使か、あいつ、その技を使った後にどこかへ飛び去ったか。」
山本「ん?君はセフィロスに合わなかったのか?また何かポエム的なものを言われなかった?」
が、しかしてどうしたことか、彼はセフィロスに遭遇していないというわけだ。
どうやら彼がそうとするならそうなのだろうと思おうとしたとき、どこからともなく声が聞こえた。
六道仙人「そのようなことは一切合切無かった。次官殿、わしがいうことは以上だ。」
一緒に帯同していた仙人が言うなら間違いない。というかいらしていらっしゃったんですね大筒木ハゴロモ様。